ラグビートップリーグの試合日程、年棒、優勝賞金とは?

ラグビーワールドカップ2019日本大会

先日、「ラグビーワールドカップ日本2019」が開催され、日本ナショナルチームの奮戦が日本国中を沸き立たせたことがまだ記憶に新しいところです。

この時ばかりは「俄かですが・・・」というようなTシャツを着て応援するラグビー初心者も多く出現しました。

ラグビーというスポーツが、このワールドカップの盛り上がりで国民的に随分と認知度が上がったわけですが、プロリーグの盛り上がりがどこまで続くかが問題になってきます。

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ここで紹介する「トップリーグ」があることすら知らないという「俄かファン」がいるほどです。

過去一時期強豪チーム「新日鉄釜石」や個人的な選手の人気はありましたが、スポーツ全体として人気が上がるということは無かったと思います。

つまり、ラグビーに関して日本では古くから始まっているスポーツであるにもかかわらず、一部の熱狂的なファンや選手以外にはあまり人気になっていないのが現状です。

その原因の一つには、まず完全にプロ化していないことがあげられます。

ここでご紹介する「トップリーグ」でもプロ野球のように完全なプロ契約でゲームに臨んでいないということがあります。

いわゆる「セミプロ」とか「ノンプロ」と呼ばれる組織になっているので、なかなか人気が上がらないのかもしれません。

これは、人気が無いからプロ化できないのか、プロ化しないから人気が上がらないのかという問題でもあります。

もう一つ大きい理由の一つとして、ルールが分かり辛いということがあります。

単に独特の扁平のラグビーボールを持って走って敵陣に突き進めばそれでいいんじゃないの?と思っている人がまだいます。

このルールの複雑さは、組織の複雑さにも表れています。

また、審判に依存した判断が多く、「え?どうなったの?と観戦者に思わせてしまうようなシーンが多く出現します。

そこで、ここでは、俄かファンの方のためにも、日本ラグビーの「トップリーグ」に関する試合日程や選手の年俸、試合の賞金関係をメインにご紹介します。

もう一度日本ラグビーの歩んできた歴史を振り返ってみるのも今後、ラグビーを応援して行きたい人にとっては良い経験になると思います。

また、「トップリーグ」に所属する各チームについても知っておくと、試合を観戦したり結果を見たりしても親近感が湧いてくると思います。

(1)日本ラグビーのトップリーグとは?

 そもそもの名称を理解してください

まず初めにラグビートップリーグとは、どのような位置付けのリーグなのかということについてご紹介したいと思います。

とその前に、全くラグビーをご存じない方のために、そもそもラグビーの発祥まで遡らなければ説明が難しい組織になっています。

要するに世界的には、「ラグビーユニオン」という組織を歴史に持つものと、「ラグビーリーグ」という組織を歴史に持つものの2流はあります。

これは、武道や茶道などにも流派というものがあり、それぞれの様式美やルールを持っているのと同じと考えていただいて良いものです。

「〇〇流剣術師範」とか、「△△流茶道家元」というような言い方をしますが、そのような感じでラグビーにも「ラグビーユニオン」と「ラグビーリーグ」があると考えてください。

「ユニオン」も「リーグ」もそれぞれ日本語英語として、ある一定の意味を持っていたり、個人的な印象を持たれている方が多いと思います。

しかし、そのイメージは捨ててください。

単に「ユニオン」「リーグ」という固有名詞として覚えておく方が後々の混乱を避けるために良いかもしれません。

日本の「トップリーグ」は、「リーグ」という名称を使用していますが、基本的に「ユニオン」に属しており「ユニオン」のルールで試合を行っています。

以下、この稿に関しては便宜上「リーグ」と略称する場合がありますが、その場合「ユニオン」の「リーグ」という意味でとらえてください。

日本では、「ユニオン」≒「労働組合」というニュアンスが強いため、敢えて「トップリーグ」という名称にしたということです。

ちなみに、この「ユニオン」と「リーグ」の最も大きな違いは、プレーする選手の数が、ユニオンでは15名、リーグでは13名となっていることです。

先日行われたラグビーワールドカップ2019日本大会は、この15人制で戦われたことは記憶に新しいことです。

既に名称のことで頭が混乱したり、訳が分からなくなっている人はいませんか?とにかく15人制のラグビーが「ユニオン」という流派に属しているのだということです。

また、この流派が世界的な潮流になっています。

② 日本のラグビートップリーグが発足した当時について

日本ラグビーにおける「トップリーグ」は、今から17年前の2002年に結成された全国の社会人ラグビーチームの組織です。

サッカーで言えば「J1リーグ」、野球で言えば「プロ野球1軍」を想像してください。

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上位の社会人ラグビーの強豪チームを一堂に会して、ラグビーの日本における地位向上と世界の中でも戦える選手人材の育成を測ることで底上げされたチームを作ることを目指しました。

当然この日本ラグビートップリーグの運営は「日本ラグビーフットボール協会」により行われることになったわけです。

そこで、2002年度における各社会人ラグビーにおける試合結果によっていろいろな側面から参加チーム選出が行われました。

サッカーのJ1リーグでは、有力チームが参加していくスタイルでしたが、ラグビーでは、発足初年度の試合成績でトップリーグへの参加を「認めてやろう」という姿勢でスタートしました。

その結果、発足当時には以下のように日本ラグビートップリーグの参加チームが決定されました。

ⅰ) 2002年度における「東日本」・「関西」・「西日本」の既存の各地域リーグ1位チーム

このチームとして、「サントリー」、「ヤマハ発動機」、「サニックス」の3チームが参加

ⅱ) 2002年度における「第55回全国社会人大会」予選プールの上位2チーム

このチームとして、「三洋電機(当時)」、「近鉄」、「NEC」、「リコー」、「東芝府中」、「神戸製鋼」の6チーム

が参加しました。

ⅲ) 上記ⅰ)、ⅱ)の条件から漏れたチームから3チーム

このチームとして、「クボタ」、「ワールド」、「セコム」の3チームが参加しました。

以上のように、合計12チームで日本ラグビートップリーグが発足したわけです。

いずれも名門社会人ラグビーチームでラグビーファンにとっては当然の結果になったと言われました。

2020年度のラグビートップリーグには16チームと発足当時のチーム数からは4チーム増えています。

当時日本のラグビー界では、このトップリーグにおける優勝の他に「マイクロソフトカップ」「全日本選手権」の合わせて3つの栄冠が存在していました。

サッカーでも「J1リーグ優勝」や「天皇杯優勝」やJリーグYBCルヴァンカップがあるように、ラグビーでもこの3つが大きな栄誉として輝いていました。

しかし、2007年度からは、「マイクロソフトカップ」がトップリーグに吸収される形になり、「トップリーグ優勝」と「全日本選手権優勝」の2冠体制になっています。

③まだまだ未成熟なラグビートップリーグ

さて、こうしてトップリーグが出来上がったわけですが、冒頭の「はじめに」でも書きましたが、会社員選手が未だ多く残っていることで、完全なプロスポーツチームとは言い難い状態が現在でも残っています。

しかし、半農半漁ではないのですが、トップリーグの選手ともなれば、ラグビーに専念できる体制が整っているチームが多く、運営している各会社の現業を行うということは無いようです。

しかし、あくまでも会社員として給料を貰っているという雇用契約であることが多いようです。

各企業は自軍の強化を図るため、海外からプロのラグビー選手を招聘する場合が多くあります。

今回のワールドカップに出場している各国の有名選手でも「元日本の〇〇でプレーしたことのある選手です」というアナウンスが度々ありましたが、日本でのいわゆる実業団でプレーしたことがある選手が多くいたということでした。

これは、世界の有名選手が活躍する「ラグビースーパーカップ」選手権のオフシーズンにトップリーグが開催される、いわゆる国際的なラグビーの「年間端境期」であることを狙って強力な優秀選手を招聘していることになっています。

国際的には未成熟であると言わざるを得ませんね。

また、所属チームの移籍に関しては、どのようなプロスポーツでも問題になることですが、ラグビー選手の場合については、移籍しようとすれば、今いる所属チームから日本ラグビー協会に対して「移籍承諾書」なるものを提出しなければなりません。

もし、それが無ければ、移籍先のチームでの1年目の試合参加ができなくなるという前近代的なルールがありました。

これもようやく昨年の2018年に撤廃されました。

これは優秀な選手であればあるほど、チームとしては戦力低下を恐れるあまり、そうした承諾書を発行しないケースがありました。

当然と言えば当然ですが、選手個人の「職業選択の自由」が阻害されていることになっていました。

基本的人権すら認めてもらえなかったということは恐ろしい話ですね。

こうした点で日本ラグビーの最高峰とされるトップリーグでも未成熟な組織だと言われても仕方ない状況でした。

④今後の日本ラグビートップリーグの位置づけ

さて、こうしてまだまだ未熟な側面のあるトップリーグですが、日本ラグビーフットボール協会は、色々な構想を打ち立てています。

その中でも、正式に決まっているのが、「ジャパンラグビートップチャレンジリーグ」というリーグを発足したことです。

「トップリーグ」と「トップチャレンジリーグ」の2枚看板でトップリーグの底上げ、つまり選手層の拡大に向けて発足させることになりました。

この「トップチャレンジリーグ」には以下の8チームが2019年~2020年のシーズンに名前を連ねています。

・ 豊田自動織機シャトルズ

・ コカ・コーラレッドスパークス

・ 近鉄ライナーズ

・ 栗田工業ウォーターガッシュ

・ 九州電力キューデンヴォルテックス

・ マツダブルーズーマーズ

・ 釜石シーウェーブス

・ 清水建設ブルーシャークス

の8チームになります。

また、トップリーグにこのトップチャレンジリーグを加えた24チーム全体を実力順に8チームづつの3部リーグ制にして、最上位リーグの8チームに関して「トップリーグエイト」として、日本ラグビーのレベルアップを図るとともに、人気の拡大を図ろうとしています。

この3部リーグ構想のことを「トップリーグネクスト構想」とも言い、推進していく方向で進んでいます。

さらに、国際的なラグビー界の動きもあります。

つまり、2022年度よりワールドラグビーの組織委員会が開催予定している「ネーションズチャンピオンシップ」があります。

このチャンピオンシップのための日本代表チームの結成と日本国内のこうした構想とがぶつかり合う形になりました。

日本ラグビーフットボール協会では、まずは日本国内の組織整備に当たるべきだとして、2022年のネーションチャンピオンシップへの参加を延期しています。

さらにさらに、今年の夏2019年7月に、日本ラグビーフットボール協会の副会長が発表した内容によれば、トップリーグとトップチャレンジリーグの2リーグについて3部リーグ制への統合の「他に」、2021年の秋に向けて「新リーグ」を発足させたい意向を公表しました。

その内容としては、サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグのように、地域密着型ホームチーム制でラグビーチームを運営させ、そのチームでリーグを組みたいという構想です。

地域密着としては、今回の2019年ワールドカップで開催会場になった12都市になる予定です。

今秋の2019年ワールドカップの成功を見越した構想になっていましたが、既に多くのプロスポーツが地域密着で運営されていることから二番煎じ、三番煎じの誹りを免れない状態ではあります。

しかし、一地域のスポーツ振興という巨視的な見方をすればどの地方都市にいくつものプロスポーツチームがあっても良い訳です。

しかし、運営にかかる費用や採算性などを考慮し、今後迎えるであろう極端な少子高齢化という社会全体の動向も見極めておかなければならないのも事実です。

この地域密着型チーム編成に関しても数多くの課題があります。

しかし、一方では、Jリーグを立ち上げた川淵三郎初代チェアマンもコメントしているように、「やり方次第では大きなポテンシャルを持っている」とことになります。

(2)「ジャパンラグビートップリーグ2020」大会の試合予定などについて

 概要

上にご紹介しましたように、トップリーグ全体に関するアウトラインをご理解いただいた上で、2020年のトップリーグに関する試合スケジュールなどについて具体的にご紹介しましょう。

日本ラグビーフットボール協会発表の内容によれば以下のようになっています。

開催期間 : 2020年1月12日(日)~2020年5月9日(土)

試合方式 : トップリーグ16チームの総当たりリーグ戦

試合会場 : 20都府県30会場(東京都江東区夢の島競技場は初開催)

総試合数 : 120試合

試合時間 : 40分ハーフでハーフタイムは12分以内

順位決定 :

この順位決定方法に関しては、数多くの規定があります。

フェアプレー精神が旺盛なラグビーというスポーツの真骨頂ともいうべき順位決定の方法についても別項で詳述したいと思います。

ただし、この順位決定ルールの複雑さが、ラグビー離れをする要因にもなっているように思います。

ワールドカップの時にも、たまたま日本ナショナルチームのベスト8入りに、リーグ負けなしで通過しましたがもし負けていたならば、色々な条件でベスト8に進めたかどうか分からなくなっていました。

今から考えてみても、その決定方法が分からないという人も多くいるのではないでしょうか。

ここではできる限り平易な解説を加えながらご紹介したいと思います。

②ジャパンラグビートップリーグ2020詳細日程

第一節:2020年12日(日)

東京 (秩父宮ラグビー場)

埼玉 (埼玉県営熊谷ラグビー場)

静岡 (ヤマハスタジアム)

大阪 (花園ラクビー場)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

福岡 (レベルファイブスタジアム)

第二節:2020年1月18日(土)、19日(日)

東京 (秩父宮ラグビー場)

静岡 (ヤマハスタジアム)

愛知 (豊田スタジアム)

大阪 (花園ラクビー場)

三重 (鈴鹿サッカー・ラグビー場)

福岡 (レベルファイブスタジアム)

第三節:2020年1月25日(土)、26日(日)

神奈川(相模原ギオンスタジアム)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

京都 (西京極総合運動公園陸上競技場件旧議場)

大阪 (万博記念競技場)

福岡 (グローバルアリーナ)

神奈川(ニッパツ三ツ沢球技場)

兵庫 (ノエビア神戸スタジアム)

第四節:2020年2月1日(土)、2月2日(日)

神奈川(ニッパツ三ツ沢球技場)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

大阪 (万博記念競技場)

東京 (町田市立野津田公園陸上競技場)

神奈川(ニッパツ三ツ沢球技場)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

佐賀 (駅前不動産スタジアム)

第五節:2020年2月15日(土)、16日(日)

埼玉 (県営熊谷ラグビー場)

東京 (江東区夢の島競技場)

大阪 (ヤンマースタジアム)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

神奈川(相模原ギオンスタジアム)

第六節:2020年2月22日(土)、2月23日(日)

東京 (秩父宮ラグビー場)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

三重 (鈴鹿サッカー・ラグビー場)

大阪 (花園花園ラクビー場)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

第七節:2020年2月29日(土)、3月1日(日)

埼玉 (埼玉県営熊谷ラグビー場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

大阪 (ヤンマーフィールド長居)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

大阪 (花園ラクビー場)

第八節:2020年3月7日(土)、8日(日)

埼玉 (県営熊谷ラグビー場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

静岡 (エコパスタジアム)

大阪 (万博記念公園競技場)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

福岡 (グローバルアリーナ)

宮城 (ユアテックスタジアム仙台)

第九節:2020年3月14日(土)、15日(日)

千葉 (柏の葉公園総合競技場)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

三重 (鈴鹿サッカー・ラグビー場)

兵庫 (神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

大分 (昭和電工ドーム大分)

熊本 (えがお健康スタジアム)

第十節:2020年3月28日(土)、29日(日)

東京 (秩父宮 秩父宮ラグビー場 )

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

大阪 (ヤンマーフィールド長居)

山口 (維新みらいふスタジアム)

大阪 (花園ラクビー場)

第十一節:2020年4月4日(土)、4月5日(日)

岩手 (釜石鵜住居復興スタジアム)

東京 (秩父宮 秩父宮ラグビー場)

静岡 (エコパ又はヤマハ)

広島 (コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアム)

大阪 (花園ラクビー場)

高知 (高知県春野総合運動公園陸上競技場)

第十二節:2020年4月11日(土)、12日(日)

埼玉 (埼玉県営熊谷ラグビー場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

大阪 (花園ラクビー場)

第十三節:2020年4月18日(土)、19日(日)

埼玉 (埼玉県営熊谷ラグビー場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

静岡 (エコパ又はヤマハ)

福岡 (グローバルアリーナ)

大阪 (花園ラクビー場)

第十四節:2020年4月25日(土)、26日(日)

東京 (秩父宮ラグビー場)

静岡 (エコパ又はヤマハ)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

大阪 (花園ラクビー場)

秋田 (あきぎんスタジアム)

第十五節:2020年5月9日(土)、5月10日(日)

埼玉 (埼玉県営熊谷ラグビー場)

東京 (秩父宮ラグビー場)

愛知 (パロマ瑞穂ラグビー場)

三重 (鈴鹿サッカー・ラグビー場)

大阪 (花園ラクビー場)

以上のように、15節に分かれて毎週土曜日、日曜日に開催されています。多くは同じ競技場で開催されていますが、中には、高知県、秋田県、山口県、佐賀県と言った地方都市でも開催されています。

③ジャパンラグビートップリーグ2020順位決定方法

さて、上にご紹介しましたような日程で試合が行われるわけですが、フェアプレー精神を具現化したスポーツであるラグビーですが、その順位決定方法も詳細な規定があります。

今回のワールドカップでも複雑な順位決定の方法があり、ファンの皆様もどれほどご存じなのかが疑問です。

自身の贔屓のチームを応援して優勝してほしいと思うのはファン心理としては当然なので、どうしても順位決定方法は理解しておきたいことですね。

そこで、ここでは複雑なことになるのを覚悟でトップリーグにおける順位決定方法を解説させていただきます。

ⅰ)各試合毎に「勝ち点」を使用、「勝ち4点」「引分け2点」「負け0点」としリーグ戦を通じて加算されます。

ⅱ)ⅰ)に加えて以下のボーナス点が加えられます。

・ 負けてもその差が7点以内であれば勝ち点1点を追加します。

・ 勝敗に関係なく3トライ差以上獲得したチームには勝ち点1点を追加します。

ⅲ)最終全試合終了後に勝ち点の総計が最も多いチームを優勝とします。勝ち点順に2位以下が決定します。

ⅳ)勝ち点数が同点の場合には、以下の方法で順位を決定します。

・ リーグ戦全試合の勝利数の多いチームから上位とします。

・ 当該チーム同士の試合で、勝ち点の多いチームを上位とします。

・ 当該チーム同士の試合で、得失点差の多いチームを上位とします。

・ リーグ戦全試合の得失点差の多いチームを上位とします。

上記の順位決定方法でも決まらない場合は、これ以外に5項目の決定条件によって決まります。最終的な決定方法には、抽選で決めるという手段で最終順位決定するとなっています。

④ジャパンラグビートップリーグ2020表彰される内容

今回のトップリーグで全試合を通じて表彰される内容についてご紹介しましょう。

自身の贔屓チームが下位に落ちて優勝の目がなくなっていても、個人表彰などが残っているのでその側面からも応援していけると思います。

ⅰ)チーム表彰として「優勝」、「準優勝」、「3位」

ⅱ)チーム表彰として「フェアプレー・チーム賞」

ⅲ)個人表彰として「MVP」、「得点王」、「最多トライゲッター」、「ベストキッカー」、「ベストフィフティーン」、「ベスト

ホイッスル」

ⅳ)その他表彰部門

・ マン・オブ・ザ・マッチ

リーグ戦を通じて、各試合で最も活躍した選手に対して、当該試合のマッチコミッショナーがMan of the

matchとして選出し、表彰します。

・ シーズン個人表彰

新人賞:リーグ戦で事前に決められた方法で選出し表彰します。

個人賞:ファン投票により個人賞を選出し表彰します。

・ 功労者表彰

以上のように、各種表彰部門があり、選手達はこの名誉を受けるべく試合に臨んでいます。

 

(3)ラグビー選手の報酬

  トップリーグでの試合賞金

 ラグビーの試合を見て思いますが、身体と身体が全力でぶつかり負傷者も出るほどの激しいスポーツで、球技なのですが、時に格闘技を見ているようです。

そんな選手たちや各チームに与えられるトーナメントレースでの優勝賞金やその他の褒章は相当あると思っていました。

しかし、ラグビーの場合、優勝賞金はなんと「0円」なのです。

名誉を重んじることで賞金レースではないという伝統があり、全く出ないんですね。

同じくフットボールと言う名前を持っているサッカーの場合では、2006年のドイツで行われたサッカーワールドカップでも0円だったのです。

しかし、その観客動員数や社会的影響を考慮して、2014年のブラジル大会から賞金が出るようになりました。

ちなみに、この時の優勝国チームには3,500万ドル(約35億6千万円)、準優勝国チームには2,500万ドル(約25億5千万円)、3位には2,200万ドル(約22億4千万円)、4位のチームには2,000万ドル(約20億4千万円)と、巨額な賞金が出るようになりました。

直近の2018年ロシア大会では同じく、優勝チームから順に3,800万ドル、2,800万ドル、2,400万ドル、2,200万ドルが出るようになり、更にベスト8入りしたチームには800万ドルの賞金が出ました。

つまり、ラグビーも国際的に普及するにつれてこのような大金が賞金となっていく時代がもうすぐ来るかもしれません。

とは言うものの、2019年ワールドラグビーでは、大会運営より日本チームの選手に幾ばくかの報奨金が出たそうです。

決められた賞金が無い分、観客のチケット販売や関連グッズ商品の売上高は全て協会の懐に入っており、各種大会運営の運営費や維持費などに費やされているということになります。

②ラグビートップリーグの選手の年俸は?

 では、ほぼプロ化したラグビー選手の年俸はどれほどのものなのかについてご紹介しましょう。

残念ながらプロラグビー選手と言っても、冒頭ご紹介しましたように、そのチームにおける「社員」のポジションになるのです。

そのため、会社から給料の形で報酬が支払われています。

また、ラグビーの場合ハードアタックが多く怪我や故障で試合出場できなくなってしまう場合があるので、1試合に出場した場合には、「出場手当」や試合に勝利した場合の「勝利手当」などが付加される場合が多いようです。

総じて国内選手の平均的な年収で500万円~600万円程度にしかなりません。

海外からの招聘選手については、約1,000万円~8,000万円程度になるということです。

(4)2020年ラグビートップリーグ参加チームの横顔

最後に、2020年のラグビートップリーグを応援したいと思っている方々の為に、2019年夏に行われた「ラグビートップリーグカップ2019」のベスト4に輝いたチームの横顔をご紹介しましょう。

ここに紹介するチーム以外にも数多くの名選手を抱えたチームもありますので、探してみてはいかがでしょうか?

① 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

所在地:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-4

親会社:株式会社神戸製鋼所

神戸製鋼コベルコスティーラーズホームページ

一口メモ:ワールドカップで活躍した、「中島イシレリ」選手が所属するチームになります。2019年夏トップリーグでは優勝しています。名門の神鋼(しんこう)ラグビーとして有名です。名前の由来は、当然製鋼所が親会社なので「スティール」から来ています。アメリカのアメフトチームでもスティラーズがあって有名です。

②クボタピアーズ

所在地:東京都中央区京橋2-1-3

親会社:株式会社クボタ

クボタピアーズホームページ

一口メモ:ワールドカップで活躍した、フランカーの「ピーター”ラピーズ”ラブスカフニ」選手が所属するチームになります。名前の由来は、スピアーズは英語で「槍」を意味しており、敵のディフェンスを突き破るという言う意味が込められています。

③サントリーサンゴリアーズ

所在地:東京都港区台場2-3-3

親会社:サントリーホールディングス株式会社

サントリーサンゴリアーズホームページ

一口メモ:ワールドカップでは、北出卓也選手、ツイヘンドリック選手、流大選手、中村亮土選手、松島幸太朗選手の5選手も選ばれました。名前の由来は、サントリーの「サン(SUN)」と巨人を意味する「ゴリアス(GOLIATH)」から来ています。

④ 東芝ブレイブルーパス

所在地:東京都府中市東芝町1

親会社:株式会社東芝

東芝ブレイブルーパスホームページ

一口メモ:ワールドカップでは、チームのキャプテンでその人気も高い、リーチマイケル選手が選出されています。

名前の由来は、「LUPUS」がギリシャ語で「狼座」という星座の名称で狼のように組織的に勇敢に戦うという意味が込められています。

ラグビートップリーグのまとめ

今回は、ラグビートップリーグに関する内容をまとめてみました。

あまり人気の無かったスポーツだけに新鮮味のある内容として読んでいただけたかと思います。

まだまだチーム別に、選手別に色々な内容がありますが、興味がある方は各ホームページをご覧いただき調べられてはどうでしょうか?

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