フランス軍の装備、特殊部隊、階級、給料とは?

フランス

フランス軍の装備、特殊部隊、階級、給料とは?

グローバル・ファイヤーパワー社は毎年、世界の軍事力ランキングを発表しています。

2019年軍事力ランキングにおいては、55以上の要素から評価を行い、137ヶ国の順位付けがなされています。

1位がアメリカ、2位がロシア、3位の中国、4位のインドに次ぐ第5位にフランスは位置しています。

軍事予算は400億ドルにも達しているとのことです。

今回は、そんなフランス軍についての紹介をしていきたいと思います。

フランス軍の組織

フランス軍は、大きく5つに分類することができます。

陸軍、海軍、空軍、そして国家憲兵と国民衛兵です。

まずはフランス陸軍

フランス陸軍はEUの中において最大の陸軍であり、その影響力は非常に大きいと言えるでしょう。

陸軍の組織は大きく7つに分けることができます。

その7つとは、陸軍参謀本部、陸軍監察官、陸軍人事局、実施部隊、陸軍管区、薬務、幕僚教育および高騰軍事教育です。

これらの部隊は全て、フランス陸軍参謀総長の指揮下に置かれています。

フランス陸軍参謀総長は、文字通りフランス陸軍参謀本部の長でありフランス陸軍を統率する立場にあります。

2019年11月現在のフランス陸軍参謀総長は、ティエリー・ブルクハルトであり、この人物は2019年の7月31日に参謀総長に就任しています。

続いて、フランス海軍です。

こちらは大きく5つの組織、海軍参謀本部、水上部隊、海軍管区、支援部隊、教育機関に分けられます。

これらの組織を統括しているのは統合参謀総長(CEMA)となります。

統合参謀総長は、国防大臣の補佐および助言、そして統合作戦の大統領への提案という任務を負うものとなっています。

2019年11月現在、統合参謀総長を務めているのはフランソワ・ルクイントルになります。

この人物は2017年の7月20日に就任しています。

次に、フランス空軍です。

海軍と同じく5つの組織に分類されています。

空軍参謀本部、実施部隊、空軍基地、人事局、そして役務です。

フランス空軍が設立したのは1909年で、当時は陸軍の一部として設立されていました。

現行のフランス空軍に独立したのは1934年のこととなります。

司令官はアンドレ・ラナタ大将です。

最後に、フランス国家憲兵隊です。

国家憲兵隊はフランスの警察組織の一つであるとともに、フランス軍の一部を構成する組織となっています。

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国家憲兵隊には国家憲兵総局(DGGN)が設置されています。

国家憲兵総局は、3つの局と2つの部によって構成されています。

局には、財務・支援局、人事局、作戦役務局があり、部には調達・装備・兵站部と、情報技術・国都防衛部があります。

国家憲兵総局の隷下にある実施部隊には起動憲兵隊、県憲兵隊、共和国親衛隊といった部隊が存在します。

例えば機動憲兵隊には、暴動の鎮圧や雑踏警備等を実施しています。

県憲兵隊はそれぞれの県ごとに設置されている部隊であり、警邏を主に行います。

フランス軍の装備

まずはフランス陸軍の装備から説明します。

戦車については、ルクレールとAMX-30Dがあります。

AMX-30は1959年に設計された主力戦車です。

重量は36トンで、全長9.48m、幅は3.1m、そして高さは2.28mとなっています。

乗員は4名です。

フランスにおいては、最新の戦車からの脅威から戦車を保護するためには、装甲を強固なものにする必要があるものの、そうした場合戦車の機能性が低下することを懸念していました。

そのため機動性を重視したつくりとなっています。

AMX-30には、様々なバリエーションが存在しています。

まずはAMX-30Dです。

この車両は、戦場においては戦車を回復または維持する目的で制作されました。

ルクレールは、フランスの第3および第3.5世代の主力戦車です。

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AMX-56という名称が一般的ですが、公式にこの名称が用いられることはありません。

1990年より生産が開始され、2008年まで生産が行われていました。

最後のものは2007年に製造され、生産ラインは閉鎖されましたが、必要に応じ追加で生産できる能力は引き続き有しています。

バリエーションが複数存在しており、シリーズ1、シリーズ2、シリーズXXIがあります。

どのシリーズのものにおいても、長さは9.87m、幅が3.60m、高さが2.53mです。

乗員は3名となっています。

シリーズ1がオリジナルのモデルであり、1990年代初頭に開発されたものとなります。

重量は54.5トンで、後述する他のシリーズのものと比較すると最も軽いものとなります。

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シリーズ2の重量は56.3トンです。

この戦車においては、砲手の視界内にあるAthosサーマルカメラが新しいIrisサーマルカメラに変わっています。

また、2009年にはSIT ICONEと呼ばれる戦場管理システムも導入されています。

シリーズXXIの重量は57.4トンで、これらのシリーズの中で最も重量の重いものとなっていますが、重量については対策がなされています。

それまでの装甲で使用されていた鋼をチタンに置き換えることで、タングステンを追加したことによる重量の過剰な増加を抑えることに成功しています。

このシリーズの特徴としては、それまでのシリーズと比較してより高い電気砲塔出力を有している点も挙げることができます。

次に、装軌車です。

装軌車とは、装軌(キャタピラー)を有している車両のことを指します。

フランスにおいては、AMX-10Pと呼ばれる歩兵戦闘車が存在します。

重量は14.2トン、全長は5.85m、幅は2.78m、高さが2.57mとなっています。

速度は65km/hを出すことが可能で、600km走行することができます。

乗員は3名に加えて、兵員8名となっています。

主武装はM693 F1 20mm機関砲で、服武装にNF-1 62mm機関銃があります。

AMX-10Pは、後述する歩兵戦闘用装甲車両への移行が徐々に進んでおり、退役する見込みとなっています。AMX-10Pには6つのバリエーションがあります。

まずはミラン対戦車ミサイルランチャーを2つ装備しているAMX-10P/Milanです。

ミラン対戦車ミサイルランチャーは、第2世代の対戦車ミサイルとなります。

開発が始まったのは1962年で、1971年に完成しています。

ミサイルの誘導方式は半自動指令照準線一致(Semi-Automatic CLOS:SACLOS)と呼ばれる方式です。

これは、目標を補足・追尾するのは人間であり、ミサイルの誘導や操舵などの情報処理は自動で行われるものとなっています。

この方式の特徴としては、技術的に難しくなく低コストであるという点が挙げられます。

次にHOT対戦車ミサイル用4連装ランチャーを搭載しているAMX-10Pです。

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HOTとは高額誘導亜音速ミサイルのフランス語の頭文字を取ったものとなります。

誘導方式は先に述べた半自動指令照準線一致誘導方式です。

開発が始まったのは1960年代であり、実際に配備が始まったのは1978年からとなっています。

120mm迫撃砲を牽引するAMX-10TMというタイプもあります。

迫撃砲は、大角度で発射される火砲の一種となります。

火力支援を行うAMX-10P PAC90というものについては、90mm砲を搭載しています。

このタイプは、近接戦闘部隊の支援を目的に行われる火力投射のことを指す火力支援を行います。

水陸両用型のものは、AMX-10P Marineがあります。

搭載されている武器は、12.7mm重機関銃、25mm機関砲、90mm砲の3種類があります。

最後に、指揮統制車であるAMX-10PCがあります。

ここからは装輪戦車の説明となります。

装輪戦車とは、大口径の主砲を主武装としている装輪装甲車の通称になります。

多くの場合では、単に装甲車と呼ばれます。

最初に説明するのは、VBCIです。

これはフランスの最新装輪装甲車で、2000年代初頭に生産を開始しています。

全長は7.80m、幅が2.98m、高さは2.26mです。

速度は100km/hを出すことができ、750km走行することが可能となっています。

装甲はモジュール装甲と呼ばれる形式です。

これは、設計当初から交換が可能な構造となっているものを指します。

主武装はM811 25×37mm機関砲で、副武装に7.62mm機関銃が備わっています。

VBCIの基本形となるのがVCIであり、25.6トンの重量となっています。

また、乗員2名に加えて兵員を9名搭乗させることが可能となっています。

VBCIには指揮官統制車であるVPCという型も存在します。

これには、2名のシステムオペレーターに加えて7名の乗員が搭乗可能です。

こちらの重量は23.3トンであり、12.7mm重機関銃を搭載しています。

前述したVCIよりも高次であるバトル・マネジメント・システムを備えています。

バトル・マネジメント・システムとは、戦場において大隊レベルの陸空戦闘情報を共有するシステムのことを指します。

このシステムを備えていることによって、連隊レベルでの指揮が可能となっています。

次に、VAB装甲車です。

これは装甲兵員輸送車であり、1976年に生産が開始しているものとなります。

全長は5.93m、幅が2.49m、高さ2.06mです。

装甲の厚みは最も厚い場所で32mmになり、重量は13トンです。

乗員は2名に加えて兵員10名が搭乗可能となっています。

速度は92km/hを出すことが可能であり、距離としては1000kmを走行できる仕様となっています。

VAB装甲車は4×4輪式と6×6輪式の2つに大別されていますが、フランスにおいてよく使用されているのは4×4輪式のものとなっています。

VABの中でも様々な種類のもの、すなわち、装甲兵員輸送車型、火力支援型、戦車駆逐車型、戦場救急車型、指揮統制車型、迫撃砲運搬車、装甲工兵車型などが存在しています。

装甲兵員輸送車は、APCという名称で呼ばれることもある、人を車内に乗せて走行する型のことを指しています。

このタイプのVABは、7.62mm機関銃NF-1(第二次世界大戦後に開発された汎用機関銃)か12.7mm重機関銃M2、もしくはプロテクターM151 RWSを搭載しています。

火力支援車型は、20mm機関砲ターレットを搭載しています。

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VBL装甲車は、装輪装甲車の一種です。

重量は3.59トンと、ここまで挙げてきた装輪戦車の中でも非常に軽い部類に入ります。

VBL装甲車は、フランス軍が開発した装甲車の中でも機動性に特化しているものであり、最も小型であるのがこの装甲車となります。

速度は95km/hを出し、600kmを走行することが可能となっています。

偵察型と対戦車ミサイル搭載型の2種類に大別されます。

どちらの種類においても全長3.87m、幅が2.02m、高さは1.70mです。

乗員数は、偵察型が2名、対戦車ミサイル型が3名となっています。

武装については、偵察型はNF-1 7.62mm機関銃を一基、対戦車ミサイル搭載型はミラン発射機を一基搭載しています。

フランス空軍の装備

フランス空軍の装備は大きく、固定翼機、回転翼機、無人機、ミサイルの4種類に分けられます。

固定翼機には様々な種類が存在します。

大きく分けると、戦闘機、輸送機、練習機です。

戦闘機は、敵機の攻撃と味方の援護を行うのが目的です。

輸送機は、その名前の示す通り人や貨物を輸送する目的の航空機、練習機は操縦の練習を行う航空機となっています。

それぞれの種類の中でさらに細かな分類があるため、今回はその一部を紹介したいと思います。

まず戦闘機ですが、ラファール多用途戦闘機があります。

空軍で使用しているのは、そのうちラファールBとラファールCと呼ばれる派生型であり、それぞれ座席が複数、単独となっています。

全長15.30mであり、最大ではマッハ2.0で飛行します。

輸送機からはCASA CN-235を紹介します。

フランス軍においては、最初の量産型からアップグレードされたCN235-100、CN235-200を使用しています。

前者は、電気系統や警告システムが改善されており、後者はそれに加えて航続距離を伸ばす設計となっています。

回転翼機は、回転する翼によって飛行能力を得る航空機のことを指します。

フランス軍で使用されている回転翼機は、汎用ヘリコプター、捜索救難ヘリコプター、練習ヘリコプターの3つに大別されます。

汎用ヘリコプターとは、軍用ヘリコプターの分類の一つであり、中型のヘリコプターを指しています。

輸送や部隊移動といった用途の他に、小型ヘリコプターで実施される任務等にも使用することが可能であることから汎用という名称がつけられています。

フランス軍の汎用ヘリコプターには、ユーロコプターAS555、ユーロコプターH125M/AS350、ユーロコプターH215M、アエロスパシアルSA330などが存在します。

捜索救難ヘリコプターには、ユーロコプターH225Mがあり、最大29人の兵員を載せることが可能な大型のヘリコプターとなっています。

練習ヘリコプターには、ユーロコプターH225があります。

無人機は、EADSアーファングを2機保有しています。

アーファングとは、ヘロンと呼ばれる航空機の派生機であり、中高度を飛行し、長時間滞空することが可能となっています。

ミサイルも9種類程度存在しています。

AASMと呼ばれるミサイルは、航空機から投下する爆弾である通常爆弾に誘導能力を備えさせることが可能な装置となっています。

付加する誘導方式は常用型と精密全天候型に分けられます。

常用型は衛星航法と慣性航法を複合しています。

衛星航法はGPS衛星からの電波によってミサイルを固定目標へ誘導するものであり、慣性航法は内蔵された加速度計によってずれを認識し、それを自身で補正するものとなります。

精密全天候型のものは、常用型の衛星誘導に加えて赤外線を用いた画像誘導を複合しており、常用型と比較してより命中精度が上昇しています。

ミサイルの命中精度を評価する際に用いられる指標が半数必中界です。

半数必中界(circular error probable:CEP)はミサイル発射時にそのうちの半分が内部に落下すると見込まれる円の半径のことを指します。

AASMの半数必中界は具体的に、常用型は10m、精密全天候型は1mとなります。

AASMが実戦で初めて導入されたのは2008年のアフガニスタン紛争になります。

続いて、空対地ミサイル(air-to-surface missile:ASM、もしくはair-to-ground missile:AGM)です。

空中から発射され、地上のターゲットを攻撃するミサイルのことを指します。

フランスで使用されている空対地ミサイルは、AS30と呼ばれるものです。

射程は12km、飛翔速度はマッハ1.5です。

次に巡航ミサイルの紹介です。

巡航ミサイルは、地上の標的に対して使用されるミサイルで、飛行経路の大部分を一定速度で飛行します。

フランス軍には、ASMP、SCRAP-EGといった巡航ミサイルがあります。

ASMPには核弾頭が搭載されており、250km以上の射程を持ち、マッハ3で飛翔します。

SCRAP-EGも250km以上の射程を持っており、飛翔速度はマッハ0.8になります。

続いて空対空ミサイルです。

空対空ミサイル(air-to-air missile:AAM)はその名前が指す通り、空中で発射され空中のターゲットを攻撃するミサイルになります。

フランス軍の所有するAAMは、MICA、R.550、シュペル530Dなどがあります。

MICAの射程は500mから80kmで、飛翔速度はマッハ4です。

R.550の射程は15km、飛翔速度はマッハ2.7です。

シュペル530Dの射程は37km、飛翔速度はマッハ4.5です。

続いて地対空ミサイル(surface-to-air missile:SAM)です。

こちらは地上から発射され空中にあるターゲットを攻撃するミサイルになります。

フランス軍の所有するSAMには、クロタルと呼ばれるものがあります。

クロタルには様々なバリエーションがありますが、以下、そのうちの2つ、R.440クロタルとクロタルNGを紹介します。

R.440クロタルは南アフリカの要請を受けてフランスの企業により製造されたものとなります。

射程は13km、飛翔速度はマッハ2.3です。

クロタルNGは8連装化され、電子機器も大きく変わった新型のものとなります。

射程は11km、飛翔速度はマッハ3.5となります。

フランス海軍の装備

フランス海軍の装備は、艦艇と航空機に分けられますが、その大部分は艦艇となっています。

艦艇にも様々な種類が存在しているため、そのうちの一部を紹介します。

まずは原子力潜水艦です。

原子力潜水艦は原子動力機関を備えた潜水艦であり、非常に長い航続能力を持っているという特徴があります。

海軍においては、ル・トリオンファン級・シュフラン級・リュビ級の3種類を保有しています。

速力はいずれの潜水艦も46.3km/hです。

また、それぞれ魚雷、対艦ミサイル、巡航ミサイルなどを装備しています。

最も乗員数が多いのはル・トリオンファン級で111人、次いでリュビ級の65人、シュフラン級の60人となっています。

次に、原子力を動力とする航空母艦である原子力空母です。

これはシャルル・ド・ゴールと呼ばれるものが該当します。

この空母は2001年より就役が開始しており、最速で50km/hを出すことができます。

乗員は艦艇要員が1400名、航空要員が550名となっています。

装備は機関砲、ミサイル垂直発射システムのVLS、艦対空ミサイルなどとなります。

続いて駆逐艦です。

駆逐艦とは、比較的小型で高速で進行する軍艦になります。

フランス軍においては、フォルバン級、カサール級、アキテーヌ級、ジョルジュ・レイグ級、トゥールヴィル級が存在します。

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対空、対潜、レーダー警戒といった装備を保有する高速の航洋艦であるフリゲートには、ラファイエット級、デスティエンヌ・ドルヴ級、フロレアル級が存在します。

軍においては、警戒のための見張りのことを哨戒と呼びますが、それに使用される小型軍艦のことを哨戒艇と呼びます。

フランス軍で良く使用されているのは、P400型哨戒艇です。

トライデント級と呼ばれる哨戒艇の規模では小型すぎることが判明したため、それよりも大きな哨戒艇へと移行した結果この型が生まれました。

速力は42.6km/hであり、乗員は士官4名、下士官14名、水兵11名を搭乗させることが可能です。

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また、艦艇のうち兵員や機材を上陸させるものを揚陸艦艇と呼びます。

そのうち基準排水量が500トン以上のものは揚陸艦と称されます。

フランス軍にはミストラル級、フードル級、シャンプラン級などが存在します。

ここからは、フランス海軍の所有する航空機の紹介です。

航空機は固定翼機と回転翼機の2つに大別されています。

それぞれ約10種類ずつ存在していますが、保有数が特に多い物について説明します。

まず固定翼機では、シュペルエタンダールという航空機があります。

こちらは、地上のターゲットを攻撃するのが目的の、艦上攻撃機と呼ばれる航空機になります。

高高度での最大速度はマッハ1で、低高度においては1180km/hです。

回転翼機には、前の空軍の項目でも紹介した汎用ヘリコプターの、SA 330があります。

コンコルドを開発したことでも知られるアエロスパシアルにより製作されたものであり、フランス陸軍に向けたものでもあります。

SA330については、乗員は3名、定員は16名で、最大速度は257km/hを出すことが可能となっています。

フランス国家憲兵隊の装備

フランス国家憲兵隊の所有する装備は、大きく火器と車両に大別されます。

火器については従来、フランス製の武器に留まらず、ドイツ製、イギリス製、アメリカ製のものが使用されていました。

その後フランス製の火器へと移行が進んでいきました。

例えば短機関銃については、MAT 49と呼ばれるものに統一されました。

その後アサルトライフルであるFA-MASが導入されるに伴い短機関銃の装備は一旦なくなりましたが、テロ作戦部隊に短機関銃H&K MP5が再び配備されることとなりました。

車両については、フランスの自動車メーカーであるルノーの製造するメガーヌをベースにした車両が導入されている他、日本のスバルが製造しているインプレッサWRXなども導入されています。

これらの車両は基本的に、高速道路警備隊の取り締まり用の車両として用いられています。

フランス軍の特殊部隊

フランス軍には、陸軍、空軍、海軍、国家憲兵隊の4軍にそれぞれ特殊部隊が存在します。

これらを統率しているのが特殊作戦司令部(COS)と呼ばれる機関です。

特殊部隊の派遣には3つの段階が存在しており、どの段階であるかが随時判断され部隊が派出される仕組みとなっています。

まずは直轄部隊にあたる第一段階の特殊部隊について説明します。

陸軍でこの段階にあたる特殊部隊は、特殊作戦旅団です。

特殊作戦旅団は、特殊作戦航空分遣隊、第1海兵歩兵落下傘連隊、第13竜騎兵落下傘連隊により構成されています。

特殊作戦旅団は1999年に設立されており、派出された戦地としては、2001年のアフガニスタン紛争が挙げられます。

海軍で第一段階にあたるのは、フュージリア海兵作戦コマンド(FORFUSCO)です。

設立されたのは2001年で、コマンド・ヒューバート、コマンド・ユベル、コマンド・キーファー、コマンド・ド・モンフォール、コマンド・ペンフェント、コマンド・トレペル、コマンド・ポンカルディエの7つのコマンドが存在しています。

空軍については、空軍第10落下傘コマンドと空軍特殊作戦団となります。

続いて第2段階です。

陸軍については、第11落下傘旅団落下傘コマンドグループと、第17工兵落下傘連隊が存在します。

フランス国家憲兵隊については、国家憲兵隊特殊介入群と呼ばれる組織がこれに該当しており、国家憲兵隊治安介入部隊、国家憲兵隊空挺介入中隊、国家憲兵隊大統領保安群といった部隊が存在しています。

第3段階に該当する特殊部隊は、陸軍の部隊のみとなります。

具体的には、第11落下傘旅団、情報旅団、落下傘戦闘工兵隊、第27山岳歩兵旅団選抜偵察隊が存在しています。

フランス軍の階級

まずは、フランス陸軍の階級から説明します。

陸軍は大きく、士官、准士官および下士官、兵卒の3つに分類されます。

士官の中では、見習士官と士官候補生を除いてさらに10段階に分類がなされています。

階級の高い順から、元帥(NATOの階級符合においてはOF-10)、大将(OF-9)、中将(OF-8)、少将(OF-7)、准将(OF-6)、大佐(OF-5)、中佐(OF-4)、少佐(OF-3)、大尉(OF-2)、中尉(OF-1)、少尉(OF-1)と続きます。見習士官と士官候補生の階級符合はいずれもOF(D)となっています。

続いて准士官および下士官ですが、こちらは6つに分類されています。

階級の高いほうから、准尉(OR-9)、上級曹長(OR-9)、曹長(OR-8)、上級軍曹(OR-6)、軍曹(OR-5)、下士官候補生(OR-4)となっています。

最後に兵卒ですが、こちらは5つに分類されています。

階級の高いほうから順に、先任上級伍長(OR-4)、上級伍長(OR-4)、伍長(OR-3)、一等兵(OR-2)、二等兵(OR-1)です。

続いて、フランス海軍の階級です。

大きく士官、准士官および下士官、兵卒に分かれる点は陸軍の階級と同じですが、その中の分類は若干異なっています。

まず士官ですが、陸軍にはある准将が置かれていません。

その代わりに、大将と中称の間に上級中称が置かれるものとなっています。

階級の高い順から列挙すると、海軍大元帥(OF-10)、海軍大将(OF-9)、カイジ軍上級中将(OF-8)、海軍中将(OF-7)、海軍少将(OF-6)、以下佐官が3階級(OF5、OF4、OF3)、尉官も3階級(OF-2、OF-1、OF-1)設けられています。

その下には見習士官、士官候補生が位置しています。

制度の上では階級の一番上となるのが海軍大元帥となっていますが、1869年以降この階級に人が就任したことはありません。

また、以前は海軍元帥という階級も存在していましたが、現在のフランス海軍の階級においては存在しないものとなっています。

続いて、准士官および下士官です。

大きく上級下士官と下級下士官に分けられており、上級下士官が3つ、下級下士官が2つに分類されます。

上級下士官の最高位は准尉(OR-9)であり、その下に兵曹長(OR-9)、上等兵曹(OR-8)と続きます。下級下士官は一等兵曹(OR-6)、二等兵曹(OR-5)となっています。

最後に水兵ですが、こちらは4つの階級、すなわち兵長(OR-4)、上等兵(OR-3)、一等兵(OR-2)、二等兵(OR-1)に分けられています。

フランス空軍の階級

空軍についても、陸軍、海軍と同様に士官、准士官及び下士官、兵卒の3つに大きく分類され、さらにそれぞれの中で細かい分類がなされています。

まず士官ですが、こちらは11の階級に分かれています。

階級の高いほうから順に、空軍大将(OF-9)、空軍中将(OF-8)、空軍少将(OF-7)、空軍准将(OF-6)、空軍大佐(OF-5)、空軍中佐(OF-4)、空軍少佐(OF-3)、空軍大尉(OF-2)、空軍中尉(OF-1)、空軍少尉(OF-1)、空軍少尉心得(OF-D)となります。

次に准士官および下士官ですが、こちらは5つに分類されています。

階級の高いほうから、空軍准尉長(OR-9)、空軍准尉(OR-9)、空軍曹長(OR-8)、空軍一等軍曹(OR-7/OR-6)、空軍二等軍曹(OR-5)となっています。

最後に兵卒です。

こちらは4つに分けられます。

階級の高い順に、空軍上級伍長(OR-4)、空軍伍長(OR-3)、空軍一等兵(OR-2)、空軍二等兵(OR-1)となります。

また、フランスの空軍においては、前述した階級に加えて、軍医や歯科医、空軍警察といったものも存在しています。

フランス軍の給料

フランス軍の給料はPaysaのデータによると、平均して7万8857ドルとなっています。

データの評価をする際に、パーセンタイルという指標が用いられることがあります。

これは、データを小さい順から大きい順へ並べ、任意の値がそのうちのどこに位置するのかを指します。

前述した7万8857ドルという値は、25パーセンタイル値から75パーセンタイル値の間の平均値となっています。

また、90パーセンタイル値から100パーセンタイル値の者は10万8219ドルを稼いでいます。

まとめ

今回はフランス軍の紹介をいたしました。

世界の軍事力ランキングではフランスの上にアメリカやロシア、中国といった国が並びますが、先進国の中でもフランスは高い軍事力を保有しています。

その影響力は非常に高いと考えられ、世界的にも注目されるところであるでしょう。

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