アメリカ大統領歴代一覧と功績とは?在職任期は?

アメリカ

今回は日本にとって重要だと思われる歴代のアメリカ合衆国大統領の功績と在職任期などを一覧で紹介します。

未だ世界経済や国際政治の中枢を握るアメリカ合衆国ですが、その中心にはやはりアメリカ合衆国大統領の存在が大きくクローズアップされます。

2019年4月現在、ドナルド・J・トランプ大統領ですが、彼で45代目の大統領になります。

そこで今までの歴代アメリカ合衆国大統領を見てみることで、その功績を見てみることにしましょう。

それぞれの大統領には、功罪両面がありますが、罪を突き詰めればきりがなくなります。

そこで、現在のアメリカの良い側面が存在するのに一役も二役も買った大統領を見てみたいと思います。

当然歴代ですから現職トランプ大統領を含めて45人もの大統領がいますので、45人全部をこのコラムでご紹介するには少々足りません。

独断と偏見で45人の大統領の内、功績が目立った大統領を選び年代順でご紹介したいと思います。

ただし、空白の年代の無いように詳細な功績内容は記載しませんが、最低限在職期間と名前だけは順を追って記載しておくことにします。

  1. 初代アメリカ大統領 ジョージ・ワシントン
    1. 第2代アメリカ大統領 ジョン・アダムズ
    2. 第3代アメリカ大統領 トーマス・ジェファーゾン
    3. 第4代アメリカ大統領 ジェームズ・マディソン
    4. 第5代アメリカ大統領 ジェームズ・モンロー
    5. 第6代アメリカ大統領 ジョン・クインシー・アダムズ
    6. 第7代アメリカ大統領 アンドリュー・ジャクソン
    7. 第8代アメリカ大統領 マーティン・ヴァン・ビューレン
    8. 第9代アメリカ大統領 ウィリアム・ハリソン
  2. 第10代アメリカ大統領 ジョン・タイラー
    1. 第11代アメリカ大統領 ジェームズ・ポーク
    2. 第12代アメリカ大統領 ザカリー・テイラー
    3. 第13代アメリカ大統領 ミラード・フィルモア
    4. 第14代アメリカ大統領 フランクリン・ピアース
    5. 第15代アメリカ大統領 ジェームズ・ブキャナン
    6. 第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン
    7. 第17代アメリカ大統領 アンドリュー・ジョンソン
    8. 第18代アメリカ大統領 ユリシーズ・グラント
    9. 第19代アメリカ大統領 ラザフォード・ヘイズ
  3. 第20代アメリカ大統領 ジェームズ・ガーフィールド
    1. 第21代アメリカ大統領 チェスター・A・アーサー
    2. 第22代アメリカ大統領 グロバー・クリーブランド
    3. 第23代アメリカ大統領 ベンジャミン・ハリソン
    4. 第24代アメリカ大統領 グロバー・クリーブランド
    5. 第25代アメリカ大統領 ウィリアム・マッキンリー
    6. 第26代アメリカ大統領 セオドア・ルーズベルト
    7. 第27代アメリカ大統領 ウィリアム・タフト
    8. 第28代アメリカ大統領 ウッドロウ・ウィルソン
    9. 第29代アメリカ大統領 ウォレン・ハーディング
  4. 第30代アメリカ大統領 カルビン・クーリッジ
    1. 第31代アメリカ大統領 ハーバート・フーヴァー
    2. 第32代アメリカ大統領 フランクリン・ルーズベルト
    3. 第33代アメリカ大統領 ハリー・S・トルーマン
    4. 第34代アメリカ大統領 ドワイト・D・アイゼンハワー
    5. 第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディ
    6. 第36代アメリカ大統領 リンドン・ジョンソン
    7. 第37代アメリカ大統領 リチャード・ニクソン
    8. 第38代アメリカ大統領 ジェラルド・R・フォード
    9. 第39代アメリカ大統領 ジミー・カーター
  5. 第40代アメリカ大統領 ロナルド・レーガン
    1. 第41代アメリカ大統領 ジョージ・H・W・ブッシュ
    2. 第42代アメリカ大統領 ビル・クリントン
    3. 第43代アメリカ大統領 ジョージ・W・ブッシュ
    4. 第44代アメリカ大統領 バラク・オバマ
    5. 第45代アメリカ大統領 ドナルド・トランプ
    6. まとめ

初代アメリカ大統領 ジョージ・ワシントン

アメリカ大統領在職期間 1789年4月~1797年3月

概要と主な功績

アメリカ人のみならず世界の人々の多くが知るジョージ・ワシントンです。

今でもアメリカ国内では伝説的に支持を得ている大統領の一人になっています。

その証拠に、基本的な通貨である1ドル紙幣にその肖像画が描かれていることからも分かります。

ジョージ・ワシントンは、英国支配であった当時のアメリカ(1775年当時)の13州の独立戦争(1775年4月~1783年9月)で植民地軍総司令官として戦った経歴を持っています。

この独立戦争はアメリカ側では独立戦争、英国側では革命戦争と呼ばれています。

その後、1789年2月にアメリカ史上初のアメリカ合衆国憲法下で行われた大統領選挙で初代大統領として就任することになりました。

この時、副大統領には、第二代大統領になるジョン・アダムズを就任させています。

また、この初代大統領の名を採って、アメリカ合衆国の首都がワシントンDCと名付けられました。

また更に、アメリカ大陸の太平洋側北西部にある現在のワシントン州もジョージ・ワシントンの名前にちなみ命名されたことでも有名です。

この初代大統領であるジョージ・ワシントンに関しては、私たち日本人も幼い頃の絵本などで、桜の木を切った逸話が語り継がれています。

これは、桜の木を切ってしまったことを父親に正直に話したところ、父からかえって正直を褒められたと言う逸話です。

しかし、現代社会ではこの話が実話であったとする人は少なく、正直が美徳である事を教訓とする創作であるとすることが一般的になっています。

第2代アメリカ大統領 ジョン・アダムズ

アメリカ大統領在職期間 1797年3月~1801年3月

概要と主な功績

ジョン・アダムズは、初代大統領であるジョージ・ワシントンの任期中の8年間にわたり副大統領を務め、その後、1797年3月に第二代大統領になり1期4年間を大統領として就任しました。

ジョン・アダムズの功績にはいくつか大きなものがありましたが、当時はあまり人気が無かったようです。

現代では、その評価が見直されつつある大統領にもなります。

功績の第一は、アメリカ海軍の創設者であることが最大の功績になります。

さらに、フランスとの疑似戦争というものを指揮したことでも有名です。

この戦いは、戦線布告が無いフランスとの半戦争状態のことを言い、最終的には和平を結び集結した戦争でした。

さらに、在任翌年には外国人・治安諸法への署名を行ったことでも当時は有名になりました。

ナショナリズムを背景に、敵性外国人及び友好的外国人という言葉を使い、諸法を立法した内容になります。

ジョン・アダムズは1期のみの大統領でしたが、その家族・家系は政治中心の人々を輩出しており、ジョン・アダムズの息子であるジョン・クィンシー・アダムズは第6代アメリカ合衆国大統領になりました。

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第3代アメリカ大統領 トーマス・ジェファーゾン

アメリカ大統領在職期間 1801年3月~1809年3月

概要と主な功績

トーマス・ジェファーゾンも初代のジョージ・ワシントンと同じく2期8年の大統領職を務めています。

トーマス・ジェファーゾンは、初代大統領となったジョージ・ワシントンや二代大統領のジョン・アダムズらと共に独立戦争を戦った時代の人で、中でもアメリカ独立宣言を起草した主要メンバーの一人でもあり、アメリカの中では高い人気を誇っている大統領の一人になります。

また、トーマス・ジェファーゾンは、博学者として知られており、特に、園芸学、政治学、建築額、考古学、古生物学等に精通したと言われています。

功績としては、当時ルイジアナ州をフランスより1,500万ドルで買収したことが上げられます。

この地域の総面積は現在のアメリカ合衆国の国土の2割を占める広大な土地でした。

さらに富国強兵策をとった大統領でもあり軍備強化に努めたことでも知られています。

現在は2ドル紙幣にその肖像画が描かれています。

この紙幣は1976年の建国200年を記念して再発行されたものですが、その発行枚数が極端に少ないことでも、吉凶を占う諸説が都市伝説的に言われています。

第4代アメリカ大統領 ジェームズ・マディソン

アメリカ大統領在職期間 1809年3月~1817年3月

概要と主な功績

大統領としてのジェームズ・マディソンは、後に「アメリカ合衆国憲法の父」と呼ばれることになります。

つまり、アメリカ合衆国憲法の最も重要な解説書である「ザ・フェデラリスト」の共同執筆者の一人でもありました。

さらに、初代大統領のジョージ・ワシントンの下では、議会下院において指導的な役割を果たし、アメリカ合衆国議会第1回において有名な「権利章典」など多くの基本的な法律を起草したことでも有名です。

第三代大統領就任期間においては、米英戦争を主導した大統領になりました。

この米西戦争では、アメリカがイギリスからの経済的独立を果たしたとされ、戦後は軍備強化と財政安定のための第二合衆国銀行の公認に尽力したことが主要な功績になります。

また、更にジェームズ・マディソンの名前にちなんで多くの地域や土地に同名の名称が命名されてことでも全米で有名です。

映画「マディソン郡の橋」で有名になったマディソン郡や川や山にもマディソンの名前が命名されています。

日本では昭和の時代に流行した「マディソン・スクエア・ガーデン」と記されたバック等に示されています。

なお、このマディソンスクエアガーデンはアメリカ国内でも有名な自転車レース会場の一つのことです。

第5代アメリカ大統領 ジェームズ・モンロー

アメリカ大統領在職期間 1817年3月~1825年3月

概要と主な功績

ジェームズ・モンローは、第3代大統領であった、トーマス・ジェファーソンに法律を学び、国務長官などを歴任した人物でした。

日本でもよく使われる相互不干渉を唱える主義を提唱し「モンロー主義」を打ち立てて、当時のアメリカ合衆国としてヨーロッパ諸国との不干渉外交を繰り広げたことに大きな功績が認められています。

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第6代アメリカ大統領 ジョン・クインシー・アダムズ

アメリカ大統領在職期間 1825年3月~1829年3月

概要と主な功績

父親は、上で既にご紹介したジョン・アダムズで、ジョン・クィンシー・アダムズ自身政治家として上院議員、下院議員を経験し、外交手腕が評価されモンロー主義の確立に尽力した大統領としても有名です。

先代の大統領時代とは打って変わって、政敵が出現し、敵対関係で議会運営がなされたことでも有名になりました。

第7代アメリカ大統領 アンドリュー・ジャクソン

アメリカ大統領在職期間 1825年3月~1837年3月

概要と主な功績

アンドリュー・ジャクソンは、貴族出身ではない初めての大統領としての功績があります。

正規の教育は受けていませんでしたが米西戦争での活躍ぶりが人気を呼び2期8年を務めることになりました。

正規教育を受けていなかったこともあり、文章ではスペルミスが良くあったそうで、現代でも使う「OK」の語源が彼の誤った英語用法にあるとされています。

第8代アメリカ大統領 マーティン・ヴァン・ビューレン

アメリカ大統領在職期間 1837年3月~1841年3月

概要と主な功績

マーティン・ヴァン・ビューレンは、オランダ移民の子でオランダ語圏で幼少期を過ごすことになった非英語圏の人物になります。

主要な功績は無く、1837年恐慌の対策に追われたまま1期4年で終息しました。

第9代アメリカ大統領 ウィリアム・ハリソン

アメリカ大統領在職期間 1841年3月~1841年4月

概要と主な功績

大統領就任後1週間で風邪をこじらせて死去した大統領となり、在任期間31日間は現代でも最短の大統領となりました。

第10代アメリカ大統領 ジョン・タイラー

アメリカ大統領在職期間 1841年4月~1845年3月

概要と主な功績

第9代大統領が就任わずか1ヵ月で死去したため、副大統領であった彼が大統領に就任した経緯があります。

ジョン・タイラーの最大の功績としては、現在のテキサス州が独立国のテキサス共和国であった時代にアメリカに併合したことにあるでしょう。

第11代アメリカ大統領 ジェームズ・ポーク

アメリカ大統領在職期間 1845年3月~1849年3月

概要と主な功績

就任当初より1期のみ就任の宣言通り1期4年で人気を終えた大統領になります。

第12代アメリカ大統領 ザカリー・テイラー

アメリカ大統領在職期間 1849年3月~1850年7月

概要と主な功績

ザカリー・テイラーは、米墨戦争の英雄で当時知名度が高く大統領選に勝利しました。

功績的には大陸西部の開拓時代のゴールドラッシュにおける海外移民及び人口急増に対する政策に尽力したことが上げられています。

病気により死去、在任期間16カ月に終わることになりました。

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第13代アメリカ大統領 ミラード・フィルモア

アメリカ大統領在職期間 1850年7月~1853年3月

概要と主な功績

第12代大統領の死去に伴い副大統領から昇格し大統領になりました。

議会運営に苦労が多かったとの事ですが、功績的にはいくつか挙げられており、第一に大陸横断鉄道の推進、第二に強権的なインディアン政策によるアメリカ領土の拡大、第三に日本へマシュー・ペリー提督を派遣し、大統領書簡を届け日本の開国に尽力したことで評価されています。

第14代アメリカ大統領 フランクリン・ピアース

アメリカ大統領在職期間 1853年3月~1857年3月

概要と主な功績

現代の評価では最悪の大統領の一人として上げられ、フランクリン・ピアースの功績として主なものが無いのが実情です。

第15代アメリカ大統領 ジェームズ・ブキャナン

アメリカ大統領在職期間 1857年3月~1861年3月

概要と主な功績

第14代大統領と同様に、アメリカ史上最悪の大統領の一人とされます。

世界恐慌、アメリカ南北問題等に終始追われた結果、南北戦争への糸口を作ってしまったことで有名です。

第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン

アメリカ大統領在職期間 1861年3月~1865年4月

概要と主な功績

エイブラハム・リンカーンは、日本でも有名でアメリカワシントンDCのリンカーン記念館にある巨大なリンカーン像は時代を超えて観光客に親しまれるほどです。

アメリカ国内でも歴代大統領の中で最も尊敬を集める大統領の一人になります。

就任直後に勃発した南北戦争を指揮し、その戦時中に公表した「人民の人民による人民のための政治」という演説が世界的にも有名になりました。

結局、北軍を指揮したリンカーン側が勝利し、2期目の就任も決定された翌月に南部支持者の凶弾に倒れてしまうことになりました。

第17代アメリカ大統領 アンドリュー・ジョンソン

アメリカ大統領在職期間 1865年4月~1869年3月

概要と主な功績

リンカーンが暗殺された結果、副大統領であったアンドリュー・ジョンソンが大統領として就任しましたが、主な功績はありませんでした。

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第18代アメリカ大統領 ユリシーズ・グラント

アメリカ大統領在職期間 1869年4月~1877年3月

概要と主な功績

ユリシーズ・グラントは、南北戦争当時の英雄的将軍として名を馳せたグラント将軍、南軍側のリー将軍と並んで北軍を代表する将軍になりました。

戦争の結果北軍が勝利することでグラント将軍が大統領になったわけです。

ユリシーズ・グラントの功績としては、奴隷解放や黒人差別の撤廃に向けた政策等を行いましたが、逆に北アメリカ地域の先住民族すなわちインディアン対策には失敗してしまいました。

現在ユリシーズ・グラントは、50ドル紙幣にその肖像を残していることでも今なお戦勝将軍として人気があります。

第19代アメリカ大統領 ラザフォード・ヘイズ

アメリカ大統領在職期間 1877年3月~1881年3月

概要と主な功績

ラザフォード・ヘイズは、南北戦争時代に何度も従軍を繰り返し幾多の試練の後に少将にまでになったいわゆる戦争のヒーローでした。

その結果、議会議員や州知事を歴任した後大統領に就任しました。

しかし、この選挙は未だかつてない注目を浴びた選挙になりました。

というのも、共和党から立候補した彼が、当時のアメリカ共産党、民主党と取引することで、南部地域に駐屯していた北軍の占領軍を撤退させることになったわけです。

その結果、南部地方で進んでいた黒人解放の流れは大きく後退することになりました。

ラザフォード・ヘイズの功績としては、南北戦争後の南北和解や官庁改革に取り組み実績を上げたことになるでしょう。

第20代アメリカ大統領 ジェームズ・ガーフィールド

アメリカ大統領在職期間 1881年3月~1881年9月

概要と主な功績

ジェームズ・ガーフィールドは、在任4ヵ月の後一方的な恨みを抱いた暗殺者の凶弾に倒れ、その後死亡に至りました。

大統領として初めて下院議員から選出された大統領でもありました。

第21代アメリカ大統領 チェスター・A・アーサー

アメリカ大統領在職期間 1881年9月~1885年3月

概要と主な功績

チェスター・A・アーサーは、第20代大統領が暗殺されたことで副大統領から昇格した大統領になります。

弁護士出身の彼は「行政の父」と呼ばれており、その功績も多くあります。

その主なものとしては「ペンドルトン法」という公務員任用・昇進の試験を制定し実力主義に基づく行政改革を推進した者でした。

第22代アメリカ大統領 グロバー・クリーブランド

アメリカ大統領在職期間 1885年9月~1889年3月(第一期目)

1893年3月~1897年3月(第二期目)

概要と主な功績

グロバー・クリーブランドは、歴代の大統領の中で唯一大統領就任一期目を終えた後二期目にチャレンジして落選した大統領になりますが、その後、24代大統領として返り咲きを果たした珍しい大統領でもあります。

グロバー・クリーブランドの功績としては、建国後様々な既得権益が出来上がったアメリカでは腐敗などが蔓延したこともあり、そこにメスを入れたことでも知られています。

第23代アメリカ大統領 ベンジャミン・ハリソン

アメリカ大統領在職期間 1889年3月~1893年3月

概要と主な功績

ベンジャミン・ハリソンは、第9代大統領であったウィリアム・ハリソンの孫にあたる人になります。

ベンジャミン・ハリソン自身は南北戦争の准将として活躍した訳ですが、大統領就任以降アメリカにとって歴史的な法律である「マッキンリー関税法」により外国化輸入される製品に高い関税をかけ、国内産業を保護する保護貿易主義の姿勢を採りました。

さらに、「シャーマン法」によって資本独占を禁ずる反トラスト法を強力に推進したことでも有名です。

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第24代アメリカ大統領 グロバー・クリーブランド

アメリカ大統領在職期間 1893年3月~1897年3月(第二期目)

概要と主な功績

第22代と同一人物です。

第25代アメリカ大統領 ウィリアム・マッキンリー

アメリカ大統領在職期間 1897年3月~1901年9月

概要と主な功績

ウィリアム・マッキンリーは、アメリカ大統領として2期を務めた大統領ですが、二期目に無政府主義者の凶弾に倒れた大統領になります。

また、南北戦争経験者として最後のアメリカ大統領としても有名です。

ウィリアム・マッキンリーの在任期間中の功績には、第一に世界大恐慌の終焉期に入り「金本位制度」導入したこと、第二に米西戦争でスペインに勝利しプエルトリコ、グアム、フィリピンを併合、第三に1898年にはハワイ共和国を併合したことが上げられます。

余談ですが、北米大陸最高峰のマッキンリー山はウィリアム・マッキンリーの名にちなんでいます。

第26代アメリカ大統領 セオドア・ルーズベルト

アメリカ大統領在職期間 1901年9月~1909年3月

概要と主な功績

日本でもおなじみのルーズベルト大統領です。

セオドア・ルーズベルトは先のマッキンリー大統領が暗殺されたため副大統領から大統領に歴代最年少の42歳で就任しました。

国内では寡占状態の進んだ鉄道事業に関して独占禁止法を制定し改革に乗り出したことが大きく、外交では、日露戦争の仲介役で停戦させました。

この事で初のノーベル平和賞を受賞したことで、歴代大統領の中でも絶大な人気を誇っています。

第27代アメリカ大統領 ウィリアム・タフト

アメリカ大統領在職期間 1909年3月~1913年3月

概要と主な功績

ウィリアム・タフトは、在任期間中の1905年に日本の桂首相と協定を結び(桂タフト秘密協定)、アメリカのフィリピン統治を認める代わりに、日本の韓国における優越支配をアメリカが認めるという内容でした。

この他にウィリアム・タフトは、いわゆる「ドル外交」とよばれる東アジア、中米に対してドル資本投入政策に尽力したことでも有名です。

その他、国内史上の寡占化阻止や官公庁改革、憲法修正第16条の通過などの功績を残しました。

第28代アメリカ大統領 ウッドロウ・ウィルソン

アメリカ大統領在職期間 1913年3月~1921年3月

概要と主な功績

ウッドロウ・ウィルソンは、第一次世界大戦勃発当時には、アメリカの戦争不介入を掲げることで二期目の選挙戦を戦い勝利し、二期大統領を務めました。

しかし、ドイツによる大西洋における無差別攻撃に対して第一次世界大戦への宣戦を布告、連合国としての勝利が決定的になった歴史を持ちます。

第一次世界大戦末期には「十四箇条の平和原則」を発表し、パリ講和会議、ヴェルサイユ条約の基礎となりました。

これによりウッドロウ・ウィルソンは国際連盟の創設に尽力、ウッドロウ・ウィルソンもノーベル平和賞を受賞しました。

第29代アメリカ大統領 ウォレン・ハーディング

アメリカ大統領在職期間 1921年3月~1923年8月

概要と主な功績

ウォレン・ハーディングは、第一次世界大戦の終結を行った大統領として有名です。

当時のドイツ、オーストリアとの単独講和を行い世界大戦を正式に終結に向かわせました。

さらに、ワシントン軍縮会議を主催したりしました。

また内政では、児童福祉政策、国内産業保護政策、失業対策に尽力しました。

第30代アメリカ大統領 カルビン・クーリッジ

アメリカ大統領在職期間 1923年8月~1929年3月

概要と主な功績

カルビン・クーリッジの在任期間中は、経済市場への非干渉主義を宣言し、税も抑制させたことで「狂乱の20年代」とも呼ばれ、アメリカの高度経済成長と文化的発展を遂げさせた功績は評価されています。

しかし、現代では加熱しすぎた投機行動を助長させ「暗黒の火曜日」に始まる世界恐慌の一因を作ったとのことで再評価されています。

第31代アメリカ大統領 ハーバート・フーヴァー

アメリカ大統領在職期間 1929年3月~1933年3月

概要と主な功績

ハーバート・フーヴァーの就任直前から始まった世界恐慌に対応した大統領として有名です。

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しかしハーバート・フーヴァーの功績としては目立ったものは無く、この世界恐慌に対しても経済原理の自然に任せると言った姿勢で、結果的に世界恐慌を長引かせてしまったと言う悪評を持つ大統領になりました。

しかし、次のフランクリン・ルーズベルト大統領当時に完成を見た、アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されているネバダ州ラスベガスにあるアメリカを代表する「フーヴァーダム」はハーバート・フーヴァーの名にちなんでいる。

一方よく間違えられるのがFBI(連邦捜査局)の本部ビルをフーヴァービルと言いますが、これは別人の名前にちなんでいます。

第32代アメリカ大統領 フランクリン・ルーズベルト

アメリカ大統領在職期間 1933年3月~1945年4月

概要と主な功績

先代のハーバート・フーヴァー大統領の時代に勃発した世界大恐慌を打破したニューディール政策を果敢に実行し世界恐慌から脱した大統領として人気を博しました。

ニューディール政策は、政府による経済への介入(積極的な経済政策)を行なったことが功を奏したと言われています。

歴代大統領の中で唯一4選を果たした大統領としても有名です。

期間中第二次世界大戦が有り、連合国側の勝利に導いた大統領としても歴代大統領の中でも屈指の人気を誇ります。

しかし、第二次世界大戦終結目前の1945年4月に脳卒中により死去してしまいました。

なお、これまでの歴代大統領では、初代のジョージ・ワシントン大統領が3戦目の出馬を固辞したことで大統領は2選までと言う慣例がありましたが、世界恐慌、世界大戦などの重要案件が重なることで4選まで勤めることになった言うことです。

第33代アメリカ大統領 ハリー・S・トルーマン

アメリカ大統領在職期間 1945年4月~1953年1月

概要と主な功績

ルースベルト大統領の急死を受けて副大統領から急遽大統領に昇格した大統領です。

ハリー・S・トルーマンのアメリカ国内での功績とされるのは、第二次世界大戦の終結にとどめを刺した原爆投下にサインした大統領として有名です。

また、トルーマンドクトリンという対共産主義国を封じ込める政策を取ったことや、世界的に積極的に政策を実践して行った大統領としても有名です。

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第34代アメリカ大統領 ドワイト・D・アイゼンハワー

アメリカ大統領在職期間 1953年1月~1961年1月

概要と主な功績

ドワイト・D・アイゼンハワーの功績の中で、最も輝かしいのは軍人時代に第二次世界大戦の英雄的リーダーの側面でしょう。

その国内人気は絶大で、請われる形で大統領に就任した大統領です。

第二次世界大戦後には冷戦時代が本格的に幕開けし、難しいかじ取りを行った大統領としても有名です。

第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディ

アメリカ大統領在職期間 1961年1月~1963年11月

概要と主な功績

ジョン・F・ケネディは、歴代大統領の中でも43歳で大統領に就任した最年少大統領として有名です。

ジョン・F・ケネディの選挙戦では後に大統領となるニクソンとのTV討論会などで有名になりました。

主な功績としては、キング牧師の釈放運動、アポロ計画の立ち上げ、公民権運動の支持・推進、キューバ危機回避等が上げられ、国内外での功績は就任期間が短い中で大きなものを残しています。

1963年11月にダラスを訪問中に暗殺者により暗殺されたことは多くの映画などで有名になっています。

第36代アメリカ大統領 リンドン・ジョンソン

アメリカ大統領在職期間 1963年11月~1969年1月

概要と主な功績

ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺により、当時副大統領であったリンドン・ジョンソンが急遽大統領に就任しました。

リンドン・ジョンソンの大きな業績としては、公民権法の制定、投票権法制定により人種差別撤廃に取り組んだ大統領として有名です。

また「偉大な社会」をスローガンに貧困対策にも注力しました。

しかし、継続したベトナム戦争の泥沼化によって支持を失い3選出馬は行いませんでした。

第37代アメリカ大統領 リチャード・ニクソン

アメリカ大統領在職期間 1969年1月~1974年8月

概要と主な功績

リチャード・ニクソンは、アイゼンハワー大統領当時に副大統領を務め、ケネディ大統領との大統領選を戦った大統領になります。

リチャード・ニクソンの大統領としての功績には、ベトナム戦争からの完全撤退、米ソ冷戦における軍縮(デタント)、中華人民共和国への訪問など外交政策に多く見ることが出来ます。

国内政策では、ドルの金兌換を停止し、変動為替相場制へ国際市場を大転換させたことでも認められています。

しかし、最終段階ではウォーターゲート事件等で最終的に任期中に辞任に追い込まれた形になってしまいました。

第38代アメリカ大統領 ジェラルド・R・フォード

アメリカ大統領在職期間 1974年8月~1977年1月

概要と主な功績

ジェラルド・R・フォードは、ニクソン大統領の辞任を受けて、副大統領から昇格し大統領になった大統領です。

ジェラルド・R・フォードの功績には、ウォーターゲート事件で失墜した大統領に対する国民の信頼を回復するため清廉潔白なイメージを打ち立てたことになります。

また、外交面でも当時のソ連や中華人民共和国との関係改善、日本に初めてアメリカ大統領として訪問したことでも有名です。

二期目を狙いましたが、次期大統領のジミー・カーターに敗れたことで、一度も選挙で選ばれなかった大統領としても唯一の人物になりました。

第39代アメリカ大統領 ジミー・カーター

アメリカ大統領在職期間 1977年1月~1981年1月

概要と主な功績

ジミー・カーターは、ジョージア州知事を務めた後、大統領に就任しましたが、主な功績も無く失策が続いた大統領としてあまに人気がありませんでした。

その結果二期目の大統領選挙では大差で敗れ一期だけの大統領になりました。

第40代アメリカ大統領 ロナルド・レーガン

アメリカ大統領在職期間 1981年1月~1989年1月

概要と主な功績

ロナルド・レーガンは、若い頃には映画俳優として活躍、その後州知事を経て大統領になりました。

歴代大統領の中では最も高齢の69歳349日で就任した大統領になります。

ロナルド・レーガンの功績としては、レーガノミクスと言われる経済政策で規制緩和と減税を推し進めたことで有名です。

また、外交での功績としては、軍事拡大によりソ連を疲弊させ、ソ連崩壊・冷戦終結の一因を作ったことになります。

第41代アメリカ大統領 ジョージ・H・W・ブッシュ

アメリカ大統領在職期間 1989年1月~1993年1月

概要と主な功績

ジョージ・H・W・ブッシュは、第二次世界大戦中のパイロット出身で、レーガン時代は副大統領を務めました。

ジョージ・H・W・ブッシュも外交的功績が多く、パナマ侵攻や湾岸戦争、ソマリア内戦への介入など賛否の別れる功績があります。

しかし、マルタ会談により、当時のソ連ゴルバチョフ書記長との会談により半世紀近く続いた冷戦を終結させたことが最も大きな功績として上げられています。

第42代アメリカ大統領 ビル・クリントン

アメリカ大統領在職期間 1993年1月~2001年1月

概要と主な功績

彼の最も大きな攻勢は、経済政策を重視し産業構造を大きく変換させ財政赤字を解消したことにあります。

在任期間中の2000年には財政黒字化に成功させたことも大きな功績になります。

第43代アメリカ大統領 ジョージ・W・ブッシュ

アメリカ大統領在職期間 2001年1月~2009年1月

概要と主な功績

ビル・クリントンは、ジョージ・H・W・ブッシュの息子として親子二代にわたって大統領職を務めました。

ビル・クリントンの就任直後に今でも長く尾を引いている「9.11同時多発テロ」が勃発しました。

そのため、主要な功績は目立った者は無く「テロとの戦いに終始したと言って良いでしょう。

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第44代アメリカ大統領 バラク・オバマ

アメリカ大統領在職期間 2009年1月~2017年1月

概要と主な功績

バラク・オバマは、初のアフリカ系として、またハワイ出身の大統領となりました。

先代から続くテロ紛争との闘いもありましたが、バラク・オバマの功績には国内的に国民皆保険制度の導入に尽力したこと、また核兵器廃絶に向けて世界でも活躍したことが上げられます。

そのためノーベル平和賞を受賞したり、現職大統領として初めて広島訪問も行いました。

第45代アメリカ大統領 ドナルド・トランプ

アメリカ大統領在職期間 2017年1月~

概要と主な功績

ドナルド・トランプは、歴代大統領の中では最高齢の70歳と7カ月で大統領職に就任しました。

2019年現在の現職大統領です。

国内政策を重視し、米国の行ってきた対外政策を打ち切ってまで自国優先の政策を採っています。

結果的にどれほどの功績が認められるかは現在の所未知数と言っても良いかもしれません。

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まとめ

以上のように、1789年の初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンから現在の第45代ドナルド・トランプに至るまでの大統領の主な功績を綴ってきました。

つまり45人の大統領を見てきましたが、全ての大統領に言えることは、超大国アメリカを作り上げてきた歴史があると言うことになります。

イデオロギーの相違や国際情勢、国内情勢様々な状況下で、そのトップリーダーとして執務してきた各大統領にはその功績の多寡は関係なく敬意を表したいと思います。

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