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アメリカ軍の「階級」「基地」「装備」「特殊部隊」「給料」とは?

アメリカ

皆さんはアメリカの軍というとどのようなイメージを持っているでしょうか。

今回はアメリカ軍の階級や基地や装備や特殊部隊や給料といった様々な点についてご紹介したいと思います。

アメリカ軍は巨大な組織であることは知っていても、その中身までは知らないという方が多いのではないでしょうか。

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アメリカ軍の階級

アメリカの軍には、陸軍、海軍、海兵隊、空軍、沿岸警備隊の5つの部門が存在しています。

まずはアメリカ軍の階級から説明したいと思います。

アメリカ軍の階級とは、上下関係や指揮系統と格付けした制度のことを指します。

アメリカの軍においては、階級は大きく士官、准士官、下士官、兵の4つに分けることができ、そしてそれぞれの区分の中でさらに細かく分類されています。

アメリカ陸軍の階級

アメリカ軍陸軍の階級は、士官が12つ、准士官が5つ、下士官と兵を合わせて9つに分類されています。

まずは士官ですが、階級が高い順に、大元帥、元帥、大将、中将、少将、准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉となっています。

准士官は最上級准尉長(W-5)、准尉長(W-4)、准尉長(W-3)、准尉長(W-2)、准尉(W-1)となっています。

下士官と兵が、陸軍最仙人上級曹長、最先任上級曹長、上級曹長、先任曹長、曹長、一等軍曹、二等軍曹、三等軍曹、伍長、特技兵、上等兵、一等兵、二等兵となっています。

アメリカ海軍の階級

アメリカ軍の海の軍の階級は、士官の中でさらに将官、佐官・尉官に大別されます。

将官は5つに、佐官・尉官は6つに、准士官は5つ、下士官は10種、兵が3つに分類されます。

将官は階級が高い順に、元帥、大将、中称、少将(上級)、少将(下級)、佐官・尉官は大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉です。

准士官は、一等兵曹長~五等兵曹長となっています。

下士官は、海軍最先任上等兵曹、艦隊/司令部最先任上等兵曹、部隊最先任上等兵曹、最先任上等兵曹、最上級上等兵曹、上級上等兵曹、上等兵曹、一等兵層、二等兵曹、三等兵曹です。

兵は上等水兵、一等水兵、二等水兵に分類されます。

アメリカ海兵隊の階級

アメリカ軍の海兵隊の階級は、士官、准士官、下士官と兵の3つに大別されます。

士官はさらに10種の階級に、准士官は5つ、下士官と兵が9つに分類されます。

士官は階級が高い順に、大将、中称、少将、准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉です。

准士官は、一等准尉~五等准尉となっています。

下士官と兵は、海兵隊最上級曹長、最上級曹長、上級曹長、先任曹長、曹長、一等軍曹、二等軍曹、三等軍曹、伍長、上等兵、一等兵、二等兵という分類です。

アメリカ空軍の階級

アメリカ軍の空軍の階級は、士官、下士官、兵に大別されます。

以前は准士官も存在していましたが、1986年をもって廃止されました。

士官は将官クラス、佐官クラス、尉官クラスの3段階に大別され、全部で10種の階級に分類されます。

下士官と兵は12種の階級となっています。

士官は、階級の高い順に列挙すると、まず将官クラスの空軍元帥、大将、中将、少将、准将、佐官クラスが大佐、中佐、少佐、尉官クラスが大尉、中尉、少尉となっています。

下士官は(OR-9)、上級部隊最先任上級曹長(OR-9)、部隊等最先任上級曹長(OR-9)、上級曹長(OR-9)、先任曹長、曹長、先任一等軍曹、一等軍曹、二等軍曹、三等軍曹となっており、兵は航空兵長、上等航空兵、一等航空兵、二等航空兵に格付けされます。

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アメリカ沿岸警備隊

アメリカ軍の沿岸警備隊の階級は、士官、准士官、下士官、兵の4つに大別されます。

士官はさらに10種の格付けがあり、准士官は3つ、下士官は9つ、兵は3つに分類されます。

士官は階級の高い順に、大将、中将、少将(上)、少将(下)、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉となっています。

准士官は二等准尉、三等准尉、四等准尉です。

下士官は沿岸警備隊最上級兵曹長、地域等最上級兵曹長、部隊等最上級兵曹長、最上級兵曹長、上級兵曹長、兵曹長、一等兵層、二等兵曹、三等兵曹に分類されます。

兵は上等水兵、一等水兵、二等水兵となっています。

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アメリカ軍の基地

ここからは、それぞれのアメリカ軍の基地を紹介していきたいと思います。

アメリカ海軍の基地のうち、主要なものを紹介したいと思います。

まずはバージニア州にあるノーフォーク海軍基地です。

このノーフォーク海軍基地は世界最大の海軍基地として知られています。

カリフォルニア州サンディエゴには、サンディエゴ海軍基地があります。

このサンディエゴ海軍基地は、太平洋艦隊の主な出港地となっています。

46隻の海軍艦隊、1隻の沿岸警備隊の司令部、7隻の軍事海上輸送指揮後方支援発着場、そしていくつかの調査・補助船によって構成されています。

次は、パールハーバー・ヒッカム共同基地です。

このパールハーバー・ヒッカム共同基地はハワイ州のホノルルに隣接する軍事基地であり、ヒッカム空軍基地とパールハーバー海軍基地により構成されています。

合併したのは2010年のこととなります。

パールハーバー海軍基地には乾ドックを含んだ、艦隊で最も大きい船を収容することができ、160もの部隊を有しています。

フロリダ州には、メイポート海軍補給基地があります。

港には34席もの艦艇が入ることが可能な広さであり、アメリカにおいて3番目に規模の大きな海軍基地となっています。

このメイポート海軍補給基地は海軍基地単独ではなく、飛行場と軍港が併設されている点が特徴となります。

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アメリカ空軍の基地

アメリカ空軍の基地は、国内に68か所存在し、国外にも多数の基地を構えています。

その中からいくつかをピックアップして紹介していきたいと思います。

まずはコロラド州のコロラドスプリングスにある空軍士官学校です。

また、ピーターソン空軍基地も位置しており、ここにはアメリカ北方軍、北アメリカ航空宇宙防衛司令部、第21宇宙航空団の司令部などが所在しています。

次に、カリフォルニア州にあるエドワーズ空軍基地です。

この基地はモハーヴェ砂漠のロジャース乾湖に隣接しており、様々な機体のテスト飛行が実施されています。

この基地はスペースシャトルの着陸もできるようになっており、ケネディ宇宙センターへの着陸困難時に使用されることで知られています。

アメリカ陸軍の基地

アメリカ陸軍の基地は各国にありますが、ここでは特に日本に位置しているものを主に紹介したいと思います。

まずはキャンプ座間です。

この基地は神奈川県座間市と相模原市の南区に位置しています。

基地の広さは2346千㎡に及び、従業員数は平成30年4月末日現在で1606人となっています。

旧日本陸軍士官学校をアメリカ軍が1945年9月2日に接収(国家などが所有物を取り上げることを指す)し生まれました。

この基地には、第1軍団、在日米陸軍司令部、在日米陸軍基地管理本部などが存在しており、作戦・訓練計画の支援を行うなどしています。

平成28年には、一部の土地が返還されています。

アメリカ海兵隊の基地

アメリカ軍の海兵隊の基地は多数存在しています。

その中からいくつかの基地に関して説明したいと思います。

まずはアリゾナ州のユマ海兵隊航空基地です。

この基地には、第1海兵実用試験飛行隊(VMX-1)が属しています。

ミラマー海兵隊航空基地は、カリフォルニア州サンディエゴにある基地です。

太平洋艦隊の戦闘機、空挺早期警戒管制機が位置していた場所としても知られている場所になります。

近年では、同じくカリフォルニア州のサンディエゴには、海兵隊ベースキャンプペンドルドンが位置しています。

この基地はアメリカ海兵隊の西海岸における主要な基地であり、アメリカでもっとも大きな海兵隊基地の1つとなります。

この基地は海兵隊員の訓練のために1942年に設立され、1946年ごろまでには、第一海兵隊の本拠地となっていました。

今では、第一海兵遠征軍(Ⅰ MEF)や様々な作戦部隊の本拠地となっています。

基地の面積は506㎢に及んでいます。

この基地内には、海兵隊航空ベースキャンプペンドルトンと呼ばれるアメリカ海兵隊の飛行場も位置しています。

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アメリカ軍の装備

アメリカ軍の装備には様々なものがありますが、ここではそのうちの一部を紹介したいと思います。

主となるのは車両の紹介となっています。

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ハンヴィー(HMMWV)

M998四輪駆動軽汎用車と呼ばれる車両で、1985年からアメリカ軍に配備され始めたものとなります。

生産しているのは、大型車両や軍事用車両の製造を主として行っているAMゼネラルと呼ばれるメーカーです。

この車両が初めて実戦に用いられたのは、1989年のパナマ侵攻の際からとなっています。

路上で時速125kmにて走行可能で、M2重機関銃、荷物を牽引するためのウインチ、追加装甲板などが追加の装備としてあります。

その他に、M”重機関銃、M240汎用機関銃、M249軽機関銃などの装備ものちに追加されています。

LSV(Light Strike Vehicle):軽攻撃車両

これは、非装甲戦闘車両となっています。

アメリカ軍は砂漠哨戒車両(DPV)を前述したHMMWVへと代替したことがありますが、特殊部隊においてはLSVを使用することとなりました。

この車両が採用された理由としては、小型で機動性が高いという点を挙げることができます。

走行速度は、舗装された道路で時速130km、未舗装の道路で時速110kmとなっています。

この車両は、非装甲の車両であるため、銃撃などから乗組員を守ることができないという特徴があります。

LTATVと呼ばれる車両

Light Tactical All Terrain Vehicle(軽戦術全治系車両)の略称であり、特殊作戦向けの車両となっています。

移動の素早さを特長に持つ車両であり、ボディーに強化プラスチックを多く使用するなどして車両を軽くする試みがなされています。

SUSV

一般的にはBandvagn 206という名称で知られている、全地形に対応したキャリアとなります。

1976年頃から開発が始まったもので、水陸両用であることが特徴となっています。

この車両は、アメリカでは小型ユニット支援車(SUSV)と呼ばれており、アメリカ軍の派生型としてSUSV M-973が存在しています。

これは標準モデルであり、戦術作戦センターの派生型にはM-1065が、救急車の派生型にはM-1066が、そしてフラットベッド貨物運搬船(M-1067)と用途に応じたモデルが存在しています。

RSOV

正式名称はRanger Special Operations Vehicleで、先に述べたアメリカ陸軍第75レンジャー連隊で使用されている車両です。

車体の重量は3.5tであり、3名から7名の人員を乗せることが可能となっています。

この車両は非装甲であり、主の目的としては、偵察戦闘車として扱われています。

従来はM151、通称MUTTと呼ばれる車両が使用されていましたが、1992年からRSOVが扱われることとなりました。

この車両の派生型には、MEDSOVと呼ばれる野戦救急車型の車両や、MORTSOVと呼ばれる迫撃砲の牽引等に使用される車両などが存在しています。

JLTV

正式名称はJoint Light Tactical Vehicle:統合軽戦術車両であり、先に述べたハンヴィーシリーズの後継車両となっています。

ハンヴィーと比較すると、機動性が同じくらいかそれ以上であるということ、積載容量が大きいことなど様々な点で優れています。

また、地雷やIEDといった脅威に対する能力も存在しています。

IEDとは、Improvised Explosive Device:即席の爆発装置、の頭文字を取って呼ばれる通称です。

ありあわせの材料で作られる爆発物であり、定型の大きさや特徴といったものがなく、多様な種類のものが存在しています。

ハンヴィーはこのIEDや地雷といったものに対して脆弱であるということが明らかになり、それに対応した車両が必要とされていました。

JLTV

防御力が高く、生存性を高めた車両となっていますが、車両が重いというデメリットがあり、空輸が困難であるという課題を抱えています。

M939 5tトラック

1980年代に開発された車両であり、積載量は5tにも達する軍用のトラックになります。

六輪駆動であり、速度は時速101kmとなっています。

この車両が実戦で初めて使用されたのは、1991年の湾岸戦争になります。

1990年代の後半からは、後継車両であるFMTVが導入され始めましたが、2003年のイラク戦争においても引き続き使用されています。

FMTV

正式名称はFamily of Medium Tactical Vehiclesであり、先程述べたようにM939の5tトラックの後継車種として開発された軍用のトラックのシリーズとなっています。

M939の5tトラックはボンネットトラックでしたが、FMTVシリーズはエンジンの上に運転席(キャブ)が位置している構造である、キャブオーバー型と呼ばれる種類となっています。

1996年から生産の開始された車両であり、乗員は3名、速度は時速89kmとなっています。

その他、対空兵器、迫撃砲、榴弾砲、銃器、航空機、船舶などの装備も存在しています。

対空兵器は、ロケット弾や迫撃砲弾を迎撃するための兵器群を指すCounter-RAMや、地対空ミサイルシステムのパトリオットミサイルなどが主なものとして挙げられます。

銃器もハンドガン(例えば、M9、M11、M1911といった自動拳銃)、アサルトライフル、サブマシンガン(世界でも広く使用されている短機関銃であるMP5や、デルタフォースに採用されていると言われているMP7など)、ショットガン(軍以外でも使用されている500 MILLSや、M1014のような散弾銃)、軽/重機関銃(軽機関銃では例えば、M249 SAW、重機関銃ではBrowning M2HB)、グレネード(Mk19、M203、M320などの擲弾発射器)のように様々なものが存在します。

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アメリカ軍の特殊部隊

アメリカ軍の特殊部隊には、様々なものが存在しています。

個々の特殊部隊の説明の前に、まずは、アメリカ特殊作戦軍の説明から始めます。

正式名称の頭文字を取ってU.S.SOCOMとも呼ばれます。

アメリカの統合軍の1つであり、陸軍、海軍、空軍、海兵隊の特殊作戦部隊を統合指揮しています。

アメリカ特殊作戦軍はさらに細かく部隊が存在します。

アメリカ統合特殊作戦コマンド(JSOC)

統合特殊作戦コマンドは、アメリカ特殊作戦軍のサブコマンド(統合特殊作戦コマンドの下位コマンド)の1つにあたり、後述する7つの特殊任務部隊を運用しています。

戦闘適応群(CAG)、情報支援活動(ISA)、海軍特殊戦開発グループ(DEVGRU)、第24特殊戦術飛行隊(24th STS)、統合通信隊(JCU)、統合航空隊、技術情報隊の7つの部門に分けられています。

行っている活動には、統合特殊作戦の計画、演習の計画実行、作戦戦術の開発等が挙げられます。

公にされている活動のほかに秘密作戦の指揮も実施しています。

この組織が創設されたのは、1980年のことになります。

創設の提唱に関わったのは、対テロ作戦を遂行する組織であるデルタフォースの創設でも知られている、チャールズ・ベックウィズ大佐です。

統合軍が統合している組織は他に、太平洋軍特殊作戦軍団、第510統合任務部隊、在韓軍特殊作戦司令部、中央軍特殊作戦軍団、欧州軍特殊作戦軍団、南方軍特殊作戦軍団、統合戦力軍特殊作戦軍団、海兵隊特殊作戦司令部分遣隊、陸軍降着誘導チーム、陸軍長距離監視隊、空軍戦術航空管制班、空軍特殊緊急事態任務小隊、緊急事態任務チームがあります。

アメリカ統合戦力軍特殊作戦軍団について

略称をSOCJFCOMという組織で、バージニア州のノーフォークに位置しています。

組織の目的は、統合作戦能力を増強することであり、特殊作戦軍とも連携しながら作戦などの開発を行うことになっています。

現在は、他のいくつかのコマンドと合わせて特殊作戦軍における主要な部隊の1つという位置づけになっています。

従属部隊には、第1特殊部隊コマンド(空挺)、第75レンジャー戦隊、特殊作戦航空コマンド、特殊作最先端センター、第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊が存在し、それぞれの部隊にさらに下位コマンドが存在しています。

第1特殊部隊コマンドには、特殊部隊グループ(通称グリンベレー)、軍事報道支援グループ、第95民事活動旅団、第528特殊作戦支援旅団が従属します。

ここではグリンベレーについて詳しく説明したいと思います。

グリンベレーという通称は、この部隊を修了し該当部隊に所属している者が身に着けることのできる緑色のベレー帽から来ています。

グリンベレーの主な活動としては、対ゲリラ戦が挙げられます。2016年時点で、グリンベレーは7つの特殊部隊グループ、2つの心理作戦グループ、1つの市民部隊、1つの維持部隊を統率しています。

前述した心理作戦グループは、第4および第8心理作戦グループ(POG)という名称で知られています。

この組織の任務は戦闘指揮官、アメリカ大使、そして他の機関に軍事作戦の範囲において計画の同期、およびIIA(inform and influence activities)の実行となっています。

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アメリカ陸軍の特殊部隊

アメリカ陸軍の特殊作戦の全般を統括する立場にある組織が、アメリカ陸軍特殊作戦コマンドになります。

ノースカロライナ州のフォート・ブラッグに位置しており、アメリカ特殊作戦軍を構成する最大の組織となります。

組織の任務は、世界中の特殊作戦を首尾よく遂行するため、軍の特殊作戦部隊を組織、訓練、教育、配備、装備、資金を供給、管理、動員、維持することとなっています。

下位の組織には、アメリカ陸軍特殊部隊司令部、アメリカ陸軍特殊作戦支援司令部、アメリカ陸軍民事活動/心理作戦司令部、第75レンジャー戦隊、大160特殊作戦航空連隊、第1特殊作戦部隊D分遣隊(デルタフォース)が挙げられます。

ここでは、デルタフォースについてもう少し詳しく紹介したいと思います。

デルタフォースは通称であり、正式名称は前述した第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊となります。

ノースカロライナ州のフォート・ブラッグに所在しており、1977年に創設された部隊となっています。

主に対テロ作戦を行う特殊部隊であり、グレナダ侵攻、パナマ侵攻、湾岸戦争、ソマリア内戦等で活動を行いました。

アメリカ海軍の特殊部隊

アメリカ特殊作戦軍下に位置しており、アメリカ海軍の特殊戦全般を統括している組織がアメリカ海軍特殊戦コマンドになります。

英語名はUnited States Naval Special Warfare Command であり、U.S.NAVSPECWARCOMという名前でも知られています。

このコマンドを構成するのは、アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsの8チーム(Team1,2,3,4,5,8、17、18)、SEAL輸送艇1チーム、特殊舟艇3チーム、海軍特殊戦センター、海軍特殊戦開発グループ(DEVGRU)となっています。

この組織の任務としては、訓練や装備、そして海軍特殊戦コマンドの活動などが挙げられます。

前述したDEVGRUについてもう少し詳しく紹介したいと思います。

この組織は先にも述べたNavy SEALsから独立している対テロリストの特殊部隊となっています。

アメリカ海軍特殊戦コマンド下に置かれていますが、作戦の上においては統合特殊作戦コマンド(JSOC)の指揮を受けるものとなっています。

これまでの主な活動には、グレナダ侵攻、パナマ侵攻、湾岸戦争、アフガニスタン侵攻、イラク戦争などが存在しています。

アメリカ空軍の特殊部隊

主要な軍団組織が、アメリカ空軍特殊作戦コマンド(Air Force Special Operations Command:AFSOC)になります。

この組織はアメリカ特殊作戦軍下に位置しており、主として特殊作戦を行う部隊となります。

具体的には、対テロ作戦や偵察、そして心理戦といったことも実施します。

司令部が位置しているのはフロリダ州のハルバート飛行場となっています。

創設されたのは1990年であり(それまでは、前身となる組織が活動していました)、初の実戦投入は1991年の湾岸戦争になります。

下位の組織には、第1特殊作戦航空団、空軍特殊作戦学校、空軍諜報監視偵察局のほか、多くの組織が存在します。

今回はその中から、第1特殊作戦航空団についてもう少し詳しい情報を紹介したいと思います。

第1特殊作戦航空団は、空軍特殊作戦コマンドで主力となる部隊になっています。

「どんな時、どんな場所でも」をモットーとし、特殊作戦航空機の整備や運用などを実施しています。

主要部隊としては、10の飛行隊で構成される第1特殊作戦群、機材の整備を行う第1特殊作戦整備群、後方支援を行う第1特殊作戦任務支援群、医療支援を行う第1特殊作戦医療群が存在しています。

海兵隊の特殊部隊

アメリカ海兵隊の特殊作戦を統括するのがアメリカ海兵隊特殊作戦コマンド(United States Marine Corps Forces Special Operations Command : U.S.MARSOC)となります。

アメリカ特殊作戦軍下に位置している組織であり、2006年に創設されました。

ノースカロライナ州にキャンプレジューン海兵隊基地が位置しています。

下位組織としては、海兵特殊作戦部隊、アメリカ海兵隊武装偵察部隊、海兵遠征隊、その他数多くの組織が存在しています。

ここでは、アメリカ海兵特殊作戦部隊ついてもう少し詳しく説明したいと思います。

まずアメリカ海兵特殊作戦部隊ですが、正式名称はMarine Special operations Command : MAR SOCであり、主な活動に直接行動、特殊偵察、国内防衛が挙げられます。

創設されたのは2005年で、3つの下位コマンドに分けることができます。

そのコマンドとは、海兵レイダー連隊(MRR)、海兵レイダー支援群(MRSG)、海兵特殊作戦学校です。

MRRは本部と、3つの海兵隊員大隊から構成されており、直接行動、特殊偵察、テロ対策、情報操作を実施しています。

本部はノースカロライナ州カンプレジューンと、カリフォルニア州のキャンプペンドルトンに位置しています。

MRSGはHQと、3つの海兵隊員支援大隊で構成されています。

行っている活動は兵站の運用、諜報、海上部隊の訓練、装備等が挙げられます。

本部はノースカロライナ州のキャンプレジューンです。

最後の海兵特殊作戦学校は、MAR SOCのスクリーニング、訓練、評価といった事柄を行っています。

本部はMRSGと同様です。

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アメリカ軍の給料

アメリカ軍の給料は、階級によって異なっており、その体系を決めているのが給与等級となります。

この給与等級と、勤続年数を加味したものがアメリカ軍における軍人の基本給と定められています。

給与等級は、階級の項目でも説明した士官、准士官、下士官・兵の3つに大別されています。

NATO階級符合によって、士官はO-1からO-10、准士官がW-1からW-5、下士官と兵がE-1からE-9へとさらに分けられています。

勤務年数が2年未満、2年以上、3年以上、4年以上、6年以上、8年以上……40年以上と細かく分けられています。

また、以下に示すのは、Military Pay Chart for 2019から抜粋したデータとなります。

データは2019年の1月1日時点での給与となっています。

士官級のO-1からO-10

O-1(勤続年数2年未満:$3188.50、2年以上:$3318.71、3年以上:一律で$4,011.67)

O-2(2年未満:$3673.48、3年以上:$4818.61、6年以上:一律で$5083.75)

O-3(2年未満:$4251.45、3年以上:$5202.12、6年以上:$5943.10、14年以上:一律で$6916.77)

O-4(2年未満:4855.52$、4年以上:$6054.37、10年以上:$7235.69、18年以上:一律で$8073.73)

O-5(2年未満:$5604.23、4年以上:$6832.90、10年以上:$7627.32、18年以上:$8998.70、22年以上:一律で$9521.55)

O-6(2年未満:$6,722.64、10年以上:$8283.75、20年以上:$10563.53、30年以上:一律で$11901.43)

O-7(2年未満:$9070.06、10年以上:$10720.11、20年以上:$13218.36、30年以上:一律で$13551.48)

O-8(2年未満:$10,915.93、10年以上:$12,483.12、20年以上:$14,617.47、30年以上:$15,352.37、38年以上:一律で$14,925.91)

O-9(勤務期間20年未満の場合は存在しません。

20年以上:$15,427.45、30年以上:$17,357.87、38年以上:一律で$19,137.11)

O-10(O-9と同じく勤務期間20年未満は存在しません。

20年以上:$17,639.25、30年以上:$19,672.82、38年以上:一律で$21,689.81)となっています。O-1とO-10の給料の最大値を比較してみると、実に5倍以上の差があることがわかります。

准士官のW-1からW-5

W-1(勤続年数2年未満:$3,116.47、4年以上:$3,732.66、10年以上:$4,445.58、20年以上:一律で$5,385.08)

W-2(2年未満:$3,550.37、10年以上:$4,826.05、20年以上:$5,712.79、24年以上:一律で$5,926.19)

W-3(2年未満:$4,012.01、10年以上:$5,308.65、20年以上:$6,511.61、26年以上:一律で$7,038.18)

W-4(2年未満:$4,393.83、10年以上:$5,682.69、20年以上:$7,089.25、30年以上:一律で$8,184.32)

W-5(勤務年数20年未満は存在しません。

20年以上:$7,812.31、30年以上:$9,272.64、38年以上:一律で$10,223.30)となっています。W-1とW-5の給料の最大値を比較すると、2倍弱の差となっていることがわかります。

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下士官と兵のE-1からE-9

E-1(勤続年数に関わらず一律で$1,680.83)

E-2(勤続年数に関わらず一律で$1,884.09)

E-3(2年未満:$1,982.27、2年以上:$2,105.94、3年以上:一律で$2,233.44)

E-4(2年未満:$2,194.44、3年以上:$2,431.96、6年以上:一律で$2,663.96)

E-5(2年未満:$2,393.75、4年以上:$2,804.31、10年以上:$3,375.86、12年以上:一律で$3,396.49)

E-6(2年未満:$2,612.90、4年以上:$3,125.26、10年以上:$3,656.23、18年以上:一律で$4,046.84)

E-7(2年未満:$3,020.76、4年以上:$3,590.62、10年以上:$4,071.53、20年以上:$4,797.98、26年以上:$5,429.05)

E-8(勤務年数8年未満は存在しません。8年以上:$4,345.47、10年以上:$4,537.57、20年以上:$5,373.58、30年以上:一律で$6,197.77)

E-9(勤務年数10年未満は存在しません。

10年以上:$5,308.31、20年以上:$6,226.85、30年以上:$7,474.79、34年以上:一律で$7,848.83)となっています。E-1とE-9の給料の最大額は、およそ5倍弱の差となっていることがわかります。

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まとめ

一口にアメリカ軍と言っても、陸海空と様々な部門に分けられており、かなり複雑で多くの階層に分けられた組織となっているということがわかっていただけたかと思います。

数多くの基地があるということや、とある目的に特化した特殊部隊があるということ、そして普段触れることのない軍人の給与体系など、アメリカ軍について少しでも知る助けとなりましたら幸いです。

アメリカの社会保障の老後の年金制度と健康保険の仕組みとは?
世界の中でも多大な影響力を持つ大国、アメリカですがその社会保障や老後の事情となると詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。今回は、アメリカの社会保障制度の仕組みの中の年金制度と医療保険(健康保険)の制度についてご紹介したいと思います...

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